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してみたい…けど遠慮しあう2人
くちゅくちゅ…
淫靡 な音が室内に響いていた。
幸成のナカに納められた指は1本から2本に増え、スムーズに指の出し入れができるようにまでなっていて、幸成は自然に甘い声をあげ気持ちよさにトロンとした表情を浮かべていた。
「あっ…あんっ…」
「気持ちいい?幸成くん」
「うん。気持ちいいっ」
「いい子」
幸成の痴態を見て康生のズボンは膨らみ、康生は幸成の後孔を指でピストンしながら反対の手で自身の股間を撫でた。
ここまでコレが反応するのも珍しいな…
最後までしたい…けど、幸成くんを怖がらせてもいけないし、正直迷う。
前の相手がひどいヤツだったみたいだからおそらくトラウマになっているだろう…
手順を間違えればフラッシュバックが起きかねない。慎重に…。
焦る必要はない。
時間をかけて距離を縮められたらそれでいい。
「こう…せ…さん?」
「ん?」
「ぼくばっかり気持ちいいの申し訳ないよ」
「大丈夫だよ。今日は幸成くんが気持ちよくなってくれればそれでいい」
「あ…あの…その」
え?最後までしないつもり…なのかな?
龍牙 とのエッチは痛くて辛くて怖いだけだったから怖いけど…康生さんとならしてみたい。
そんなこと言ったらいやらしい子って思われるかな?
でも、康生さんを感じてみたい。
「どうしたの?」
「えと…えとね…」
言えないよ。恥ずかしいっ
康生は自分の股間から手を離して、もじもじする幸成の頭に手を置いた。
なんだろう?何かを言いたいみたいだけどうまく言えないみたいだな。
ちょっと助けてあげよう。
いじらしいな幸成くん。可愛いらしい。
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