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驚く康生

突然の幸成の行動に康生は驚いて手で口を覆い動揺し ど…どうしたんだ、いきなり。 そんなことをするように言っていないのに自分からするなんて。 驚いている様子の康生を見て幸成は焦った。 「…っ」 はしたない子って思われたかな? だ、だけど… 「えっち…しよ?」 「幸成くん。いいんだよ?無理しなくて。前のパートナーとどんなプレイをしていたのかは知らないけれど、幸成くんにとって辛い記憶のはず…」 「でも…っ」 「幸成くんしたいなら俺も遠慮せずに続ける。でも、俺のためならそれはよくない行動だよ?」 「え…」 「無理をしていないつもりでも気をつかいすぎるといつか耐え切れなくなる。俺は幸成くんが大丈夫になるまで待つし、待たされたからと言って嫌いにならない」 康生さん…なんて優しいんだろう…やっぱり抱かれたい。 抱いてほしい。 「康生さん、あなたに抱かれたいです」 「幸成くん、いい子だね。それが幸成くんの気持ちだね?ありがたく受け取らせてもらうよ。なるべく優しくするからねstay(待って)」 「…!」 幸成は足を広げたままの姿勢で固まった。

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