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Sub space

幸成はイった後の余韻に(ひた)り、ボーっとした表情で天井を見上げた。 (なんだろうこれ?ふわふわずっとしてる…あったかい気持ちでいっぱいだ) はじめての満ち足りた気分に幸成はこの上ない幸せに心は癒され、それまで感じていた虚無感と倦怠感から解放された。 えっちってこんなにも気持ちよかったんだ。 知らなかった。 康生さん…まだ会ったの2回目だけど、好きだな。もっと康生さんと仲良くなりたい。 もっともっと康生さんを知りたい。康生さんからコマンドをたくさんもらってgood boyをもらいたい 幸成は康生に与えられた幸福感に康生のことしか考えられなくなり、次のコマンドとご褒美が欲しくなった。 天井から視線が動かない幸成を見て、康生はふっと口元を緩ませ (軽くSub space(サブスペース)に入ったかな?よかった。Sub drop(サブドロップ)を克服したみたいだ) 満たされていく支配欲と庇護欲(ひごよく)に心地よさを感じた。

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