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秘密の関係 3
和樹は堪らず透の下着の中に指を差し入れると、既に硬く張り詰めた陰茎をキュッと握った。
「んっ」
同時に服の上から乳首を摘まれ、こねくり回されピクリと身体が跳ねる。
「ぁ……っ」
「はは、ここ弱いんだ?」
「っ、うるせ……」
図星を突かれ恥ずかしくて顔を逸らすと、クツクツと喉を鳴らして笑われた。
「可愛い」
「お前な……さっきまで石像だったくせにっ」
「それは言わない約束だってば」
「くそ、さっきはあんなに可愛かったのに……っ」
軽口を叩けるくらいには緊張が解けてきたらしい。その証拠に、いつもの調子が戻ってきた和樹は、不敵な笑みを浮かべると透の耳元に顔を寄せて囁いた。
「ねぇ、ベッド行こうよ」
「……」
「あれ? まさかマッスー照れてるの? こんな事してるのに?」
「……っ、うるさいっ」
改めて言われると、妙に気恥しいものがある。
透は無言のまま立ち上がり、和樹の手を掴むと寝室へと向かった。
電気を点けないまま薄暗い部屋の中に入ると、ダブルベットに和樹を座らせ、上着とズボンを脱ぎ捨てる。
一糸纏わぬ姿になった途端ごく、と喉を鳴らす音が聞こえて振り返ると、和樹が目をギラつかせて食い入るようにこちらを見つめていた。
「ふは、和樹、見過ぎだっつーの」
指でおでこを小突き、身を乗り出すとベッドがギシッと軋んだ音を立てる。
「あんまり見んなよ。流石に恥ずかしいだろ?」
チュンと鼻先に触れるだけのキスを落とし、ゆっくりと和樹の胴を跨いで膝立ちになると、お前も脱げよと耳元で低く掠れた声で告げてやる。
「〜〜ッ、マッスーエロすぎじゃね?」
「はは、褒めてもなんも出ねーぞ?」
「俺の理性を試してるだろ」
恨めしそうに睨んでくる和樹に、透はニヤリと笑ってみせる。
「何言ってんだよ。これからもっと凄いことするんだろ?」
挑発するように言いながら、透はゆっくりと和樹の服に手をかけた。
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