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秘密の関係 和樹SIDE 2
和樹は一度触れてしまうともう歯止めがきかず、そのまま唇を寄せた。
ちゅっと音を立てて吸い付くと、透がピクッと反応を示す。だが抵抗する気配はなく、胸は規則的なリズムを刻むだけだ。
このままではマズイと思いながらも、理性とは裏腹に欲望だけがどんどん膨らんでいく。
「……いいの? 起きないともっと恥ずかしい事しちゃうよ?」
透の膝の間に割って入り、露わになった胸の粒を指の腹で擦るように撫でる。
「……っ」
それでも透が起きる気配はないのをいいことに、和樹は更に大胆になっていく。舌で転がすと次第に芯を持ち始め、透の口からは小さな吐息が洩れ出した。
透の顔はいつになく赤く染まり、苦しそうに寄せられた眉根が何とも色っぽい。
和樹は堪らずにズボンの上から股間を触ると、そこは少し熱を帯び始めている。―――勃ってる。
自分と同じ状態になっている事に安堵を覚えつつも、その先の行為への期待に思わず息が荒くなる。
ベルトを外す金属音がやけに大きく響き、ドキドキしながらズボンを足から引き抜いた。
下着をずらし、緩く勃ち上がり始めたソレを口に含むと、ピクッと僅かに腰が震える。
「ん……は……っ」
ちゅぷちゅぷと音を立てて吸ったり舐めたりを繰り返しながら徐々に硬度を増していくそれを夢中でしゃぶっているうちに、ふと疑問が沸いた。
これだけしても気付かないものなのだろうか? それとも……止めて欲しくなくて寝たふりをしてる?
もし寝てるとしたら、どんないやらしい夢を見ているのだろう?
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