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秘密の関係 和樹SIDE 3

「……っ、ぁ」 次第に透の息遣いが荒くなり始め、和樹の口内で質量を増していく。唾液で濡らした指を後孔に宛がい、ゆっくりと挿入してみると、中は熱くうねり、絡みつくような感触に和樹の理性が吹き飛びそうになる。 早く、欲しい。自分のモノで貫きたい。 今や限界まで張り詰めたソコは痛いくらいに脈打ち、ドクンドクンと血流が駆け巡る。 でもまだダメだ。もう少し慣らさないと。透の体を傷つける事だけは出来れば避けたい。 「ん……ふ……っ」 指の本数を増やしてちゅくちゅくといやらしい音を立てながら抜き差しを繰り返すと、透が口元に手を当て、声を押し殺すような仕草をするので、指の腹で内部を掻き混ぜながら確信を持って尋ねる。 「マッスー、ホントは起きてるっしょ」 「……っ」 生理的に潤んだ瞳がゆっくりと開かれ、恥ずかしそうに体を回転させてうつ伏せになりクッションで顔を覆ってしまう。 そんな可愛い事をされては、意地悪の一つや二つ言いたくなってくる。 和樹はニヤリと笑うと、透の尻を左右に割り開き、顕になった秘所にふぅっと息を吹きかけた。 「ぅあっ、おま……サイテー」 「マッスーだって気持ちよさそうに反応してたじゃん」 「うるさいっ、起きるタイミング失っただけだっ」 「はいはい、そういう事にしておくからさ、もう、挿れていい? 俺我慢できないんだけど……」 「ちょ、待てって……!」 「無理、待てない!」 あんな可愛い事されて我慢なんてできるはずない。いうが早いか、腰を高く持ち上げ限界まで張り詰めた自身を透のソコに押し当てた。

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