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こっちを向いてよ 4

「ばか、そんなに見るなよ、ッ」 「ごめ……っ、でも、やっぱり俺……」 頭上でゴクリと息を呑む音がして、腰を掴むと一気に突き上げてきた。 「ぁ……、や、ぁんっ、ん」 熱く滾った雄に内部を擦られ、敏感な部分を突かれる度に自分でもどうしようもない衝動が身体の中を駆け巡る。 無意識に背中を反らして逃げようとする身体を押さえ込まれ、激しい抽送を繰り返す。 「はぁっ、……ぁんっ、やっ、も……激し、やだって、あぁ……っ」 和樹が動くたびに繋がった部分からグチュグチュと凄い音がして、余計に快感が煽られた。 恥ずかしくて顔を隠したかったけれど、両手を押さえつけられているためにそれも叶わない。 「や、んんっ、は……ッくっあっ、いつもより、おっき……っ、あ!ぁあっ」 小刻みに激しく突き上げられてどうにかなってしまいそうだった。とにかく熱くて、何も考えられなくなっていく。 こんなの無理だ、声を堪えるのも限界で、いつの間にか甘い喘ぎ声を洩らしていた事に気付く余裕すらなくなっていた。 長い指が透のソレに絡みつく。前と後ろを同時に攻められ全身が溶けそうになるほどの快感に、円な瞳からポロポロと涙が溢れてくる。 「ぅあ、……か、かずッ、こんなの俺、へんになる……ッ!」 「大丈夫。俺しか見てないから」 「や、ぁあっ」 言葉でいくら嫌がってみても声はちっとも嫌がっておらず説得力は皆無に等しい。

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