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一緒に
酸素を求めて口をハクハクさせていると、カイは前を寛げて自身のモノを取り出した。思いもよらぬデカさに、ひっ…!と小さく悲鳴をあげた。
こんなのお尻裂けるって!
そんなに使われていないのかあまり黒くなく、腹につきそうなほど反るソレにまたお腹がキュンとする。
カイは自分の指を見てクッと笑った。
「見ろよ。指ふやけてる」
「い、言わなくていい」
恥ずかしくて、フイッと顔を背けると突然、俺のモノに熱いモノが重なった。
「え?」
な、なんで俺のとカイのが重なってる?首を傾げる前にカイが2本まとめて持った。俺の手もソコに誘導されて一緒に握る。
「なんーー……んぁっ」
なんで?と聞こうとすると、遮るようにゆっくり腰を動かし始めた。
「や、あ゛ぁっ!」
カイの大きな手とソレに擦れて気持ちいい。後孔からはまたトロトロと愛液が溢れ始める。
モノの先からも先走りが溢れて、どちらのモノもぐちゃぐちゃになって、滑りを助ける。
「ふぁっ!やらっ、待って…!ヌルヌルかもちぃ、怖いっ…!」
カイはチラリと俺を見て、フーフー荒い息を吐くだけ。
顔が赤いのは感じてるから?そう思うと何だか嬉しくて、怖いのにもっともっとと欲張ってしまう。
「きもちの怖いっ、もっとっ…」
「あ?どっちだよ」
おかしそうに、ふっと笑った。
なんだ、笑ったらもっとカッコいいじゃん。もっといっぱい笑ってたらいいのに。そんな風に思っていると、突然クルリとひっくり返された。
かと思えば獣みたいに覆われて、またモノを束ねて扱かれる。
「ん゛ぁっ!ぅあっ、これやらっ、まっぇ」
こんなのまるでーー……
「セックスみてぇだな」
カイがクッと笑って言った。熱い俺の顔が更にカァッと熱くなる。
「も、やだぁ…」
「つか、初めてか?」
「そ、だからっ…まってぇ」
言葉が詰まって、溶けて、うまく話せない。身体を支えている四肢がプルプル震える。
「カイッ」
「あ?」
余裕のない声で名前を呼ぶ。カイもすぐに余裕のない顔をした。
「イきたいっ…お願い」
クルリと振り返って泣きそうな顔で言うと唇が重なった。
「んぅむ…」
余裕がない少し荒いキス。もうドキドキが止まらなくて死んじゃいそう。
歯を閉じて抵抗する余裕もなくて、全てを受け入れる。
ヌルリと舌が生き物のように口の中で暴れ回って、時々上顎の柔らかいところを刺激されると、ビクンと身体が跳ねる。
「んんぅー…!」
腰が勝手に揺れて恥ずかしいのに止められない。俺の身体、勝手に期待しちゃってる。
カイは歯列をなぞってからゆっくり唇を離した。
ただのオナニーの筈なのにカイの腰の動きがやらしくて、ドキドキして、また愛液が溢れる。
俺の身体もう壊れちゃったのかもしれない。もしくはカイに染まっちゃった。
ゆっくり動いていた腰はラストスパートと言わんばかりに激しくなって、親指で俺の亀頭をグリグリ刺激した。モノも腰もビクビクが止まらなくなって、タマがキュッと上がる。
それからすぐに、溜まっていたものが勢いよく飛び出して、黒いベッドを俺とカイの白濁で汚してしまった。
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