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ー鼓動ー153
やっぱり相変わらずこれは嫌だと思っている俺。
段々と中に液体が入ってくるのが分かってくる。
そして、お腹の方も反応しだいしてきていて、ぎゅるぎゅると言い出していた。
「もう少しなんで我慢してて下さいね」
そう言われると余計に恥ずかしい。
……ぁあ……ホント、それダメぇ。
「これで、全部入りましたからねー」
そう言う雄介。
後は薬がお腹の中で効いてくるのを待つだけだ。
今日は本当に色々な事をされているような気がする。
玩具に浣腸。 今まで雄介とやってる中でそんな事あっただろうか。
もう、ある意味俺の体の方は限界だった。
後はもう挿れて終わりにしたい所だ。
そう思っていると俺は急激にお腹が痛くなってくる。
まぁ、そういう薬なのだから普通と言えば普通なんだけど。
「ゆ、雄介っ! ちょっと! トイレ行って来るっ!」
そう言って慌ててトイレへと駆け込む俺。
雄介はこういう時には付いて来ない。
どうやら、そういう性癖はないようだ。
たまに人がしてる所を見たいという人はいるのだろうけど、雄介の場合は今まで来た事はなかった。
数分後、俺はお腹の中をスッキリとさせるとトイレから出てくる。
「はぁ、今のでかなり体力使っちまったな」
そう言いながら俺はベッドの上にうつ伏せになる。
「へ? そうなん? ほなら、少し休憩してからにするか?」
そう言って来てる所から、もう雄介の中ではお医者さんゴッコは終わったようだ。
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