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ー鼓動ー158

「はぁ……ん……」  本日二回目……俺の中にローションが入ってきた。  俺は雄介の肩に両手を付いてローションが中に入って行くのを待っている状態だった。  相変わらずこの作業は慣れない。  冷たい液体が俺の蕾の中に入って来る。  でも、それはやがて体温で温かくなってくれるのだけど、それでも本当にこれだけは慣れないという事だ。 「こん位でええんかな?」 「え? あ、雄介がそう思うならそれでいいんじゃねぇの?」 「ほな、俺の挿れていくで……」 「ぁ……ぅん……」  今日は雄介とこういう事を久し振りにする訳で少し不安というのか怖いというのかそんな感じが入り混じっている俺。  雄介のモノの先端部分が俺の後ろの蕾の入口をツンツンとしてくる。  もうすぐ雄介のモノが俺の中に入ってこようとしているようだ。 「ココか? 望の挿れる部分っていうのは?」 「ぁ……ぅん……そうだから……」 「ほな、もう挿れてええ?」  雄介はそう優しく俺の事を見つめ俺の体を抱きしめると唇を重ねてくる。  それが合図かのように雄介のモノの先端が俺の後ろの蕾へと入ってきたようだ。  やはり少し痛いからなのか思わず体に力を入れてしまっている俺。 「大丈夫やって……そう力まんと力抜いて……」  それでもまだ体は雄介のモノが入ってくるのを拒んでるようだった。  でも雄介は無理には挿れては来ない。  もう一度俺に唇を重ねてくると今度は舌を絡ませてくる。 「ぁ……ん……んん!」  その間に雄介は自分の腰を動かして俺の蕾に自分のモノを挿れてくるのだ。

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