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ー鼓動ー220
少しばかり雄介が反応したような気がした。 だけどそれはまたくすぐったかったから……とかって言いそうなんだけど。
今度は舌先を使って胸の突起の先の部分を軽く舐めてみる。
やっぱりそれと同時くらいに雄介の体はビクリとしていたって事は、
……やっぱり反応してくれてる!?
その雄介の反応に少し楽しくなってきたような気がする。
でも雄介の口からは甘い声というのは出てこない。
もう少し長い時間、雄介の胸の突起を舐めてみる。
舌先を使って……胸の突起の先端部分を数回舐めてみた。
すると雄介の体がビクリと反応し、
「んん……ちょ……え!?」
とビックリしたような反応をする雄介。
顔を上げると雄介と視線が合うのだ。
「ホンマに!?」
「……へ?」
その言葉だけじゃ何だか分からなかった俺は首を傾げて雄介の事を見つめる。
「あー、いやぁー、なんとも……」
そう言って雄介は俺から視線を外していく。
もう一回俺は試したくなった。
雄介の胸の突起を上唇と下唇で軽く挟んで舌先を雄介の胸の突起の先端部分を舐める。
舐める事をまた数回繰り返す俺。
「ふぅ……んん!!」
……あ、やっぱり?
この反応はくすぐったいからではなさそうだ。 きっと気持ちいい方の反応だろう。
「どうだ? 俺にココを舐められた感想は?」
「……へ?」
その事を聞かれるとは思ってなかったのか、雄介は目をキョトンとさせながら俺の事を見上げる。
そして直ぐに視線を外して、
「んー、あー、まぁ、そういう事やねんな?」
そう何とも誤魔化したような感想を言う雄介。
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