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ー鼓動ー221

「だから、それはどういう事だよ」 「あ、え? そうやねんな……んー」  流石にそこまで問い詰めると雄介は考えているようだ。  これで少しは俺のペースで事を進める事が出来るのかな。 「あ、いや……胸はそうやなぁ……気持ちいいって所なんかな?」  とまだ少々誤魔化しながら答えている雄介。  ……ま、そこはいいか……だって、俺はそこまで意地悪な性格じゃないからな。 「それで、後はどうすればいいんだ?」 「……へ? あの……まさかとは思うねんけど……その……俺のソコに望のモノを挿れるって訳はないよな?」  そう恐る恐る聞いてくる雄介。 「へ? そうなのか? 雄介がいいっていうんだったら、コッチもやってみてもいいんだけど?」 「あ、いやぁー、そっちはええかな?」  そう俺から視線を逸らして答える雄介。 「いいかな? じゃ、分からないって言っただろ? ダメなのか? 大丈夫なのか? がハッキリしないからさ」 「あ、あー、それはダメやって」 「そう……なら、やってみるか?」  とは言ったもののこの俺にそんな事が出来るのであろうか? 胸の突起の方はなんとか出来たもののコッチはなんか自信がないといういのか胸の時よりも躊躇してしまいそうだ。  でも……この流れならしてみたいっていう興味はある。  そうだ……雄介がどんな反応するのかが見てみたいという所であろうか。 「確かココをやる時にはローション入れて指入れて……で、最後に俺のモノを入れればいいんだよな?」 「……って、それホンマにする気か?」 「だって、たまには変わった事したいんだろ? それなら、これが思いっきり変わった事なんじゃねぇのか?」 「あ、まぁ……そうやねんけど……でも、んー、流石に俺はな……痛いの苦手やし……」 「何言ってんだよ…注射とかって平気なんだろ?」 「あ、いや……アレはアレでやらなきゃ仕方ないって事やしな……せやから、我慢出来るっていうんかなんていうんか……」

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