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ー鼓動ー240

 しかも我慢していた雄介は本当に容赦なしにって感じで俺の胸にしゃぶりついている。 「やぁ……ん!! ぁあああ!!」  そうだ、いつも以上に激しいと言っても過言ではない位だった。  きっと雄介が本気を出したらこんなもんなんだろう。  空いている片方の胸の突起も指先で摘んで引っ張ってと刺激を与えてくる。 もし人間に口が二つあったなら、もっともっと気持ちいいのかもしれない。  指と口と言ったらやっぱり口でしてもらう方が気持ちいいからだ。  今度は舌先を使ってまで俺の胸の突起を舐めてくる雄介。 「ぁあ! ンん!!」  今日の俺もやる気満々だったのだから、全身から気持ち良さが湧き上がってきているような気がする。  胸の突起だって、もう気持ち良くて背中を反らしている位なのだから。  腰を浮かせて背中を反らして雄介に気持ち良さをアピール。  俺のモノだって、もう限界に近い位に勃っていて背中を反らすときっと雄介のお腹に当たってしまっているのではないかと思う位だった。 「もう、もう!! 雄介いいからっ!!」  って言ってみてもどうやら雄介の耳には届いてないらしい。  このままではイってしまうかもしれないっていう位、本当に今日の俺のモノはキている。  男というのは一つの物に興味を持ったら一生懸命。 周りは見えていない状態だ。  今の雄介は寧ろそんな感じなんだろう。  ……もしかして今日の俺は胸だけで雄介にイかれてしまう?  まさにそんな状態だ。 「ぁあ!! ちょ、マジ無理だしっ!!」  そう訴えても本当に今日の雄介は胸から口を離してくれそうにない。 「やぁ……ぁあ!!」  そう言って握られている手に力を込めても気付いてくれそうにもない雄介。  それだけ夢中なんだろう。  ……ぁ……もう、本当にヤバい……っ!! 出ちゃうかも!?

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