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ー鼓動ー252

「指二本やって余裕で入っておるしな……」  そう言いながら雄介は俺の蕾の中で指二本をクチュクチュと動かしていた。 「ココら辺やったかな? 望が気持ちいい所……」  そう言って雄介の中指であろうか? その指が俺のポイントを突いてくるっ!! 「ぁ……そこ……っ!!」 「ほらな……そうやったやろ?」  ……って、何回もしてるんだから知ってるくせにっ!!  という事はわざとなんだろうか?  ……そういや、今日の雄介は携帯で撮影しながらやってたような?  だからなのかもしれない。 そう考えてみると分かるような気がする。  普段はあまりこういう事してる時には言葉は少ない雄介なのだけど今日に限ってはやたら話しているような気がする。  流石に撮影してるのなら無音という訳にはいかないからだろう。  ……だからか。  そう納得する俺。  するとリズム良くポイントを突いてくる雄介。 「ぁ……ぁあ! ちょ、いやぁ……ぁ……ん!」  そうとなれば俺の方もリズム良く声が出てくる訳で……。 「やっと気持ち良くなってきたみたいやな。 声出てきておるし」 「え? あ……」  そう指摘されると恥ずかしくなってくる。  もう、ある意味声が出てしまうのは癖みたいなもんなんだし。 「まぁ、激しく突いてもうたら流石にイってまうやろうから……とりあえずゆっくりな」  部屋内にはクチュクチュという音と俺の声が響き渡る。 「ぁ……ぁあああ!! もう! もう!」 「そうな……そろそろ指ではおしまいにしようか? 望のモノの方もいい感じに勃ってきてるしな」  そう言うと雄介は俺の中から指を抜いてしまうのだ。

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