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ー至福ー35
それと同時に俺のモノにも全身にある血液が集中してきているようで、そこも波打ちし始めてきた。
しかしこの体勢だと雄介のモノだって俺の後ろの蕾に当たる。 まだ雄介が着ているスウェットの中にモノがあるのだけど、それでも俺のお尻を伝って脳へと熱いモノというのが伝わってきていた。
雄介のモノだって当然、俺のと同様に波打っていて物凄く熱くなってきている。
そんな雄介のモノについて分かって来たからなのか、それともたまには俺の方が雄介に意地悪したくなったのかっていうのは分からないのだけど、
「雄介……お前のも……波打って来てるんだけど」
と俺の方はニッとなりながら言ってみた。
だが雄介からしてみたら、そんな事恥ずかしいとも何とも思ってないようで、
「そんなん目の前に好きな奴がおったら、男っちゅうもんは誰もこうなるもんやで……」
と本当に恥ずかしそうもなくそう言って来る雄介。
……ホント、そういう所つまんないっていうのかな? 少し位恥ずかしがってくれてもいいと思うんだけどな。
そう俺は口を尖らせて言うのだ。
そんな俺の表情が可愛かったのか、雄介はクスリとしながらも一瞬離してしまっていた俺の胸の突起へと舌を這わせ始める。
それから何分、何十分と雄介は俺の胸の突起を舐めていたんだろうか、今日は本当にしつこい位にそこを執拗に舐めたり吸ったりを繰り返していたのだ。
「も、もう……ゆ、雄介……それ……ぁ……もうしつこい……っ!」
俺は雄介の頭を押し俺の胸の突起から雄介の事を離そうとするのだけど、今日の雄介っていうのはなかなか離れてくれない。
「ちょ、マジで……や、止め……ぁああん!」
こう言えば言う程、今日の雄介っていうのは離してくれないような気がする。 しかしこうも長く続けられては胸の突起が痛くなってきているような気がするのは気のせいであろうか。 いや終わった後もこのままでは布が擦れて痛いような気がする。
が、しかし、寧ろ今日の雄介っていうのは激しくなっていくだけで、なかなか俺の事を離してくれようとしない。 片方の胸の突起っていうのは、舌先で転がすように舐め、もう片方の胸の突起っていうのは、親指と人差し指で摘むようにしてきているのだから。 そして今日は時たま噛んで来ているような気がするのは気のせいであろうか。 噛まれるといつも以上に体の中をピリピリとしたような感覚が流れてしまっているようにも思える。
もしかして普段の俺というのはあんまりその気ではないから、雄介的に抑えて来たのだけど、今日の俺というのはヤル気満々だったから雄介的に抑えが効かなくなってしまっている状態なのかもしれない。
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