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ー閃光ー203
「そうか……」
と二人の意見に変に納得してしまった俺。そして俺は普通の姿勢へと戻すと、何でか急に、
「最近、お前達の方はどうなんだ?」
そう和也と裕実を見ながら問うのだ。
その俺の問いに和也と裕実は視線を合わせ、アイコンタクトをし、そして和也は俺の方へと視線を向けると、
「……ん? 何? お前が雄介とできないから、欲求不満で、俺達のそういう事情を聞きたいってことか?」
その言葉で一瞬で俺の方は顔を赤くする。
本当にそういうところは相変わらずの和也だ。
「そ、そういうことじゃなくてな……」
「チェッ! そういうことなら、逆に色々と話してあげるんだけどなぁ」
と軽くふざけたように舌打ちをする和也。
「……とりあえず、島の診療所のことでだな」
顔を赤くしたことを誤魔化しながら、和也にそう話を振るのだ。
確かに雄介が記憶喪失になってから、そういうことはしていない。だから俺の体がたまに疼くような感覚にはなるのだが、そこは男として仕方がないことだろう。それに俺は一人でっていうのは本当にシたことはない。完全に俺はそういうことに関して雄介とでしか覚えてないのだから、本当に一人ではイけない体になってしまっていた。
「島でのことねぇ……」
と和也は考えているのか視線を天井へと向け話始める。
「別に……普通なんじゃねぇの? 特に大きな怪我人とかって出たことはなかったしな」
「そうなんだな……特に変わりないっていう感じかぁ?」
「まぁ、そこは、大丈夫……。あ! 蒼空が居ただろ? 蒼空はもう完全に治ったからな」
「ああ、まぁ……蒼空君は元気になれたんだなぁ。それは、良かったじゃねぇか……」
そこは笑顔で話始める俺。
蒼空が治ったのは本当に良かったことだ。もしかしたら、島の診療所のことで、一番心残りだったのは蒼空のことなのかもしれない。
俺達はその蒼空の治療途中で春坂に来てしまっていたのだから。
「まぁ、後は……普通なんじゃねぇ?」
「そうか……」
俺がそう答えると、今度和也はふざけたような表情をし、
「んじゃ、俺達の話聞くかぁ?」
そうにまにましながら言ってきてるところからすると、和也の場合、それをさっきから言いたくて仕方なかったのであろう。
だがそれを聞かされるのは今の俺からしてみたら刺激が強いのかもしれない。
「もし、その話を聞いて、また、体が疼くようだったら、雄介にシてもらえばいいんじゃねぇのか? 逆に新鮮な雄介を見られるかもしれねぇぞー。いつもは、そりゃ、雄介は優しく丁寧に望の体を扱ってきたかもしれねぇが……記憶喪失の雄介は、こう激しく望のことを抱いてくれるかもしれねぇぜ」
その和也の言い方に更に顔を赤くする俺。
本当にまだこういう話には付いていけてないのかもしれない。
「もー、和也ー、望さんのことイジメないで下さいよー」
「でも、望はそういう人物だって分かってんだろ?」
と和也と裕実の言い合いが始まる。むしろ、裕実は俺の味方だろう。それを微笑ましく見守る俺。
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