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ー閃光ー208

「大丈夫……確かに、雄介は記憶喪失になっちまったけど、ちゃんと俺はそんな雄介でも支えて行くって決めたんだからな」  その真剣な俺の表情に和也はホッとしたようで、 「それなら、安心したかなぁ? だけどさ……」  和也は急にそこで一旦言葉を止めると、 「望の体は大丈夫なのか? あー、そのー、雄介に抱かれないでいると、やっぱ、男だし溜まっちゃうだろうしさぁ……」  こう真剣に話をしたかと思えば、一気にこう下ネタの方へと走り始める和也。  そこに一気に顔を真っ赤にさせ、呆れたように息を吐く俺。 「なぁ、そこで、提案なんだけど……今日、俺と雄介で寝かせてくれねぇか?」 「……はぁ!?」  何で、急に和也はそんな提案してくるのかが分からないでいる俺は裏声を上げる。 「まぁ、確かに、それだけじゃ、ただただ急に俺が雄介と一緒に寝ることに裏声を上げるよなぁ? ま、まぁ……そこは、当たり前ってことで……ま、とりあえず、聞いてくれよ……ま、望的にはあんま好きではない話かもしれねぇんだけどさ……でも、望だって、一人じゃイけねぇんだったら、そりゃ、結婚して夫婦な雄介にシてもらうしかないよなぁ?」 「え? あー……確かにそうだけど……べ、別に……自分で……やれるし……?」  その和也の言葉に視線を完全に外して、自信のない感じで答えていた。 「ま、そういうことだよなぁ……」  と和也がそう答えたのは言うまでもないだろう。  やっと今日和也が一人でお風呂に入った意図がわかったような気がする。  確かにそういう話をすれば裕実に止められてしまうのは間違いない。だけど確かに今のこの俺の状態では、男として非常にまずい状態になるのは目に見えている。なら、和也は一人で入って、裕実にも一人で入ってもらうことで、俺と二人きりの時間が欲しかったのであろう。  それに既に俺としては二日くらい前に、あまりにも溜まりすぎて、お風呂でのぼせそうになってしまったのだから、そこを和也は心配してくれているのだ。  男として生まれて来た以上、本当に我慢は体に良くないのは自分でもわかっている。  とりあえず和也の意見を聞こう。 「……んで、今日、俺が雄介と寝たいって言ったのは、雄介って記憶喪失になっちまったんだから、体を重ね合わせることについて、全くの素人になったってわけだ。だからさ、それを、俺が雄介に教えてやれば、望だって今の雄介にも安心して抱いてもらうことが出来るだろ?」  確かにそうなのかもしれない。記憶喪失な雄介に抱かれるのは嫌というのか全くもって気が進まなかったのは、確かに何も知識がない人間に自分の体を託すには怖かったっていうのも大いにあるのだから。  だからそこは俺的にも納得するところだ。

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