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ー閃光ー210

 だってそこは本当に俺の方は悩んでしまっているのだから。  確かにそう言われてしまえば、そうなのかもしれない。  何も知識がない人間に自分の体を預けられるわけがないのだから。  そこで俺は息を吐く、なんというのか、和也のその意見に逃げ場というのか、言い返せなくなってしまった。  そこに和也も気付いたのか、 「……だろ?」  と得意気に言ってくるのだ。  しかし和也の言う通りに、もう俺からは言い返すことが出来ない。だけど、さすがに和也達とこう見ながらヤるのは勘弁したいところだ。  今の時代、ネットでいくらでもそういう情報が入ってくるのかもしれないのだが、下手すると騙されてしまう可能性だってある。そういったリスクがあるのなら、確かに、和也が雄介に教えて体を重ねる方が安心だろう。  悩みながらも、とりあえず今はそれしか方法がないと思った俺は、 「……分かった」  と渋々承諾するしかもう選択肢がなかった。 「じゃあ、決まりだなっ! あ! そうだ! そん時には、朔望達も呼ぶか?」  その和也の言葉に、俺の日は焦ったように、 「それは、さすがに無理無理! 絶対に、朔望達に教えるんじゃねぇよ……」 「じゃあ、朔望達の家の地下室に、沢山大人の玩具とかっていうのあるんだろ? そういうの借りちゃう?」  と本当にそこは下心ありありで言ってくる和也に、俺の方は呆れるしかなかった。  本当に和也はふざける時と真剣な時とで差がありすぎなんだと思う。 「……ってかさ! 朔望の家から大人の玩具とかって借りちゃダメじゃん!」  その俺の言葉に、和也の方は俺の顔を見上げてくる。 「……へ? 何でだ? 一番、金掛からなくていいじゃねぇか……それに、玩具買いに行くのだって、大変なんだぞー」  そう何でか不貞腐れたように言う和也。 「あ、いや……そうじゃなくてだな……そんなことしたら、朔望達にバレんだろうが……!」 「あ! そっか!」  と分かっていたのか、分かっていないかったのかっていうのは分からないのだが、和也は俺の意見に両手を叩くのだ。 「んじゃ、ローションだけ貰うかなぁ? だって、これくらいならいいだろ? それに、ローションは必需品だしさ……」 「え? あ、あー……そうなのか?」  そこのところは俺的には意識してなかったのかもしれない。むしろ、こういう行為に関してローションがそれほど大事な物というのに気付いてなかったからそう興味無さそうに答えていたのであろう。  だが和也は間髪入れずに、 「あのなっ! 体を重ねる時に、ローションっていうのは絶対に必要なのっ! むしろ、無かったら痛いだけの行為になっちまうくらいなんだからなっ! ローション様々なんだからよー。だって、望だって雄介と体を重ねている時に痛い思いはしたことがねぇだろ?」

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