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ー閃光ー212

「あ、まぁ……そこは、望に聞いてみた方がいいんじゃねぇのかなぁ? だってさ、俺が裕実に説明したって、そこは信じてもらえないだろうからなぁ……」  ときっと和也の中では半分本気で半分はふざけて言っているのであろう。こう今にも含む笑いみたいなのが聞こえそうな感じで言っているのだから。  それに確かに和也の言う通りで、きっと俺がちゃんと裕実に説明しなければ、この話は完全に和也の話で、俺が顔を赤くさせてしまったってことになってしまうのだから。  本当に和也っていうのは、言葉巧みだ。切り返しが上手いというのか、そこは俺の性格も裕実の性格もきっちりと理解できているからこそ、出来る芸当なのであろう。  俺の方は少し落ち着いてきたところで、仕方なく、今和也と話をしていたことを話始める。それと同時に四人でヤるということもだ。 「そこは、そういうことだったんですね。でも! 実際に悪いのは和也の方なんじゃないんでしょうか?!」  と結局怒られたのは和也の方だ。 「だって、いつもなら絶対に僕と一緒にお風呂に入ろうとする和也が、今日に限って僕と一緒にお風呂に入らないで、望さんにそんな提案をしていたのですからね……」  そこを和也は突っ込まれ、「やられたー!」っていう表情をするのだ。  そういうところ本当に裕実の方が強いのかもしれない。  そこにクスリとする俺。  確かにそうだ。元はと言えば、それを振って来た和也も悪いのだし、裕実の言う通り、いつもだったら、和也は意地でも裕実と一緒にお風呂に入りたがるのに、今日は全くもってそれが無くて、俺とそういう話をしたかったからこそ、一人で入りたかったのだから、下心丸見えだったのであろう。 「で、でもさ……雄介が今あんな状態なんだぜ。だから、望を抱く時に、適当じゃ望が困ると思うんだよなぁ……?」  その和也の言葉に、裕実は反応し、和也のことを見つめると、どうやら和也の方も裕実の瞳を見つめるのだ。  しばらくの間二人は瞳を見つめ合わせていたのだが、 「あ! そういうことだったんですか!?」  と急に裕実の方が納得したような声をあげていた。 「まぁ……確かに、そうですけどね……望さんだって、初めてスる人に安心して体預けることが出来ませんもんね……」  和也の意見にどうやら納得しているようだ。 「……だろ? ならさ、俺が雄介に今日言葉で教えて上げて、今度、望が次の日仕事が休みの時にでも見ながらでも、ヤりながらでも教えて行ったらいいんじゃねぇのかなぁ? って思ってさ……」  そこまで言うのと和也の方は自慢気に言っているようにも思える。むしろ「いい考えだろ?!」っていう感じなのだから。

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