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ー閃光ー213
「あ、まぁ……それなら、少しは納得しますけど……でも、今日はいいとしても、次の時は望さん達に見られながら……なんですよね?」
とさすがにそこは顔を少し俯き加減で恥ずかしそうに問う裕実。
「まぁ、確かに、そうだけどさぁ……でも、俺たちって、もう、朔望たちとヤり慣れてるんだから、大丈夫だろ?」
そう和也の方は楽しそうに言うのだが、どうやら裕実の方は違うようだ。
「そういう問題じゃないんですってばぁー! 確かに、望さんたちに見られるのは恥ずかしいんですけど……その……望さんの気持ちっていうんですかね? 本当に望さんは、それで、いいんですかねぇ?」
と最後の方はこう自信なさげに聞いてくる裕実。
さすがの俺もそこは「ん?」となってしまう。
ここまで一応この話に関しては仕方がなく四人でヤるっていう風になってきたのだが、裕実の心配そうな言葉に俺の方も一旦歩みを止めるのだ。
「俺的には……乗る気ではないんだけど……構わないかなぁ? って思ったんだよな」
そう素で言う俺に、和也の方は首を縦に振っていた。
「望がそう言ってんだから、それで、いいんじゃねぇのか?」
その和也の言葉に裕実は未だに考えているようで、手の甲を顎に当て、視線を完全に宙へと浮かせていたのだから。
「まぁ……望さんが、それでいいんでしたら、僕的には構わないんですけどね……」
と言った後に裕実はブツブツと小さな声で言うのだ。
「確かに、雄介さんにもそういうことを教えないとならないですからねぇ……」
その裕実の小さな声を聞き取っていたのか、和也は、
「ま、そういうことだろ? そこは、やっぱ、しっかりと記憶喪失な雄介に教えておかないといけないところだからな……。こういう行為っていうのは何気に危険なんだからな。だから、ちゃんとした知識がないと危ないの……それに、気持ちいい行為は望んでるけど、痛い行為は望だって嫌だろ?」
和也にそう言われて、
「まぁ、そうだなぁ……」
とそこは納得する俺。
俺だって、気持ちいいのはいいけど痛いのは確かに嫌だし、記憶の無い雄介がどんなことをするのか? っていうのが分からない現状では雄介に俺の体を任せることは出来ないのだから。
実際、今だって、今の記憶喪失の雄介に体を預けたいとは思っていない。
何だか和也が説得してくれたおかげで、今回のことについては納得できたような気がする。
「よしっ! 分かった! じゃあ、和也そうしてくれよ……」
と急にスッキリしたような表情で俺は和也の方へと視線を向けるのだ。
「じゃあ、今回のことについては、それで、決まりなっ! って、事で、俺は今日雄介と寝てくるなぁー。ってことで、裕実と望は一緒に寝てくれよなぁ」
そう言うと和也は雄介がいる部屋へと向かうのだ。
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