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ー閃光ー221
「まぁ……ですよねぇ……それに、僕たちは男ですから……」
そう笑顔で言っているような裕実。こうこの暗闇の中では裕実の表情までは見えないのだから。
「あ、まぁ……そうだけどよ……」
そんな風に言われてしまえば納得するしかないだろう。
やはりこういう話に関して苦手な俺は裕実ともこれ以上話が進まないような気がする。
だが裕実だって、隣りの声が気になるのか、俺が起きて会話を始めてからというもの、和也たちがいる方に視線を向けていた。
「あー……そうだ!」
裕実はそこまで言うと、言葉を止めて、
「あー……」
とまた言いにくそうに視線まで天井へと向けている。
いったい裕実は俺に何を言いたいのであろうか。
俺の方は裕実が何を言いたいのかが分からないというのもあるのだが、裕実が次言う言葉を待っている状態なのだから、裕実のことを見つめていた。
さすがに暗闇の中でも何となくなのだが裕実が居る位置くらいは分かる。だからその方向へと視線を向けているだけだ。
「あー……そのですね……」
未だにその続きを言おうとしない裕実に益々首を傾げるばかりだ。
しかし裕実は俺に何を言いたいのであろうか。そんなに言いにくい仲だっただろうか。裕実だって、俺とはもう相当長い時間一緒にいるし、和也並みに俺は親友だと思っているのだから、言いたいことは言える仲でいたい。
だけど俺の性格上、先を促すことは出来ず、ただただ裕実が言ってくれるのを待ってるだけだ。
その間にも俺のムスコさんはおさまることを知らないような気がする。
本当だったら、裕実とここまで余裕で話をしている場合ではないだろう。
しかし本当に隣の部屋からは雄介の甘い声が聞こえ続ける。
だからなのか俺の方はますますドクドクと血が体を巡り続けているのは気のせいであろうか。このまま鼓動が早すぎて死んでしまいそうな勢いだ。
こんなに長時間心臓の鼓動が早く打ちつけているなんてことは初めてなのかもしれない。いやそういう行為をしている時はいつもだったのかもしれないけど、雄介と体を重ねている時には全くそのところは意識してなかったということだ。それにそういう行為に没頭しているのだから、ここまで意識したことはなかったということだろう。
体中に血が早く巡るということは、当然酸素も早く体の中に入れたいと思うのか当然呼吸だって早くなる。
そこに裕実は気付いているのか、こうどうしたらいいのか? と動揺しているようで、布団の中で裕実が動いているようにも思える。
「望さん!」
とそう急に強い口調で言われ、
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