3 / 16
第3話
「中が欲しがってる三日以上抱いてあげなかったからね」
男が指をその子の中でいやらしく動かしていた。
その子の中のどこかに男の太い指が当たったらしく、その子が背中を反らせ、ペニスから雫が零れる落ちる。
痙攣して、出ない声で叫び、いやいやするように、その子が青い髪を振る。
「ここが好きだね。ほら、いっぱい擦ってあげる」
男の指がゆっくりそこを擦り上げていく。
その間も男の反対の指はその子の尖った乳首を薄い胸の肉を楽しみながら擦り上げている。
背中から抱え込まれるようにして、細いその子の身体が大きな男に包まれていた。
男は逃げるように跳ねる尾鰭を脚で押さえ込み、もがく腕の非力さを嘲笑うかのように、その子の身体を楽しんでいた。
その孔で感じる締め付けや、乳首の尖りや凝り、そして震える身体の感触、泣きながら嫌がる、でも身体が蕩けていく様を。
その子が力無く男の腕に噛み付いたが、男は笑って、中を弄る指を更に増やしただけだった。
増やされたら、さらに孔から液が零れ、その子の腰が更に深く揺れた。
目の青さが深くなり、絶望したように、噛むのを止めて声を出さずに叫ぶのだ。
「気持ち良いね、ほら、これが好きだろ?」
男は執拗に指を動かした。
涙を流しながらその子は、痙攣し続け、そして、大きく揺れると射精した。
少年は友達とやり合いっこしてても、その相手に興奮したことはなかった。
相手が達する姿にこんなに興奮するなんて知らなかった。
少年も、ズボンの中で射精していた。
触ってもないのに。
男の胸の中でぐったりとなっているその子がとても可哀想なのに、でも、おかしくなるくらい、そのイヤらしさに惹き付けられる。
そして、まだ終わってない、と分かっていた。
だって。
その子は【女の子】でもあるのだ。
男は片手でふ自分のズボンの前をくつろげると、ペニスを取りだした。
それはその華奢なその子にはあまりにも大きすぎた。
その子は嫌がって手で這って逃げた。
だが腰を掴んでひきもどされ、切れ目にペニスの先端をあてがわれる。
男は楽しむようにそこで浅く出し入れした。
浅く刺されるたびに、その子の腰は欲しがるように揺れるのに、その子は嫌がって顔を振り、出せない声で叫ぶのが痛々しい。
「人間の精がないと、地上では死んでしまうだろ?」
男は笑った。
「ソレに、欲しかっただろ?孔はそう言ってる」
ゆっくりその子の中に沈みこみながら男は言う。
その子には大きすぎるように見えるソレを、その子の孔は飲み込んでいく。
小さな裂け目が広げられる様子は卑猥だった。
その子は背中を弓なりにして、耐えるように、でも自分のペニスを突き立て、その先から雫をこぼしていた。
男のペニスを迎え入れるように自分から腰が揺れていた。
でも。
泣いてる。
泣いてる。
絶望に目がさらに深い青くなって。
男は根元までその子の中にペニスを納めた。
気持ち良さそうに男はため息をつく。
その子の薄い腹に男のペニスが浮かびあがっている。
それを楽しそうに撫でたなら、その子がビクンと震えてまた射精した。
「挿れられただけでイったね。気持ち良いね」
男は満足そうだった。
その子は目は見開かれているが、まるで意識を飛ばしたように泪だけを流している。
だが身体は細かく痙攣してて。
ヒクヒクしているその子の髪を撫でると、魚形の下半身を抱えてゆっくりと男は揺すり始めた。
ガクンガクン
激しい引き付けのようにその子の身体がはねる。
中から与えられる刺激に耐えられないかのように。
手が助けを求めるかのように宙を掴んで振り回す。
「気持ち良いね。めちゃくちゃ中が絡みついてくるよ」
男は笑った。
男も気持ち良さそうだった。
止まらなくなったかのように腰を遣い続ける。
それはどんどん激しさをましていく。
何度も何度も勃起したままのその子のペニスから精液も、そうで無いものも吹き出していく。
「ああ、たまらない。可愛い。わたしのものだ」
男は何度もそう言った。
中で揺すりながら指でその子の乳首をたのしむこと止めなかった。
そこからと、中からの快楽にその子がボロボロに崩れていくのが分かってしまう。
男は何度も何度もその子の中で出していた。
でも、抜く事なく、行為はつづけられ、男の精液は繋がったままのその子の孔から溢れ出していく。
少年は。
胸が痛かった。
その子が嫌がっているのはわかったから。
だって泣いてる。
あんな目をして。
でも窓の外で2人をみながら自慰をしてしまっていた。
しないではいられなかった。
そんな自分に嫌悪して。
そして。
カーテンの隙間から、その子と目が合ってしまった。
最悪な気分ででもたまらなく気持ち良い射精をしてしまった。
でも
メッセージは受け取った。
「助けて」
その唇はそう動いたから。
ともだちにシェアしよう!