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「っ、·····ぁ·····っ」 「ほら、暴れないで。ナカ洗うだけだから」  背後から弥生の声が降ってくると同時に出しっぱなしのシャワーが上から降り注ぐと、股の奥の窪みを指の腹でちゅくちゅくと撫でられるのだ。 「兄さん壁に手付いて。足もちゃんと開かないと、このままじゃ中洗えないよ?」 「ひ·····、ぁ·····ッ」  確かにこのままだとバランスを崩して倒れかねないので、言われた通りに壁に手を付くが、背後にいる弥生に尻を突き出す形になってしまい、これだと自分から触ってとお願いしているように見えてしまうのがかなり恥ずかしかった。  そして内ももに手を掛けられたと思えば外側に開かされ、何もかもが丸見えの体勢にさせられてしまうのだ。  開いた股の間からつぷっとボディーソープをまとった指先が入ってくると足は閉じないでね、と弥生の膝を股の間に入れられてしまい、足を閉じることは叶わなかった。 「うっわ、柔らか。·····見て、俺の指簡単に飲み込むよ。昨日、どんだけ那智先輩とヤったわけ?」 「やっ··········だ、·····っあ·····、ぁ·····っ」 「大人しくしてよ、兄さん。今からここに俺の入れるから綺麗にしないといけないんだからさ」 「っひ、·····ぅう··········ッ」  ずぶっと奥まで入れられると指を内壁に押し当てながらまるで洗うかのように、ちゅぷちゅぷと中を暴かれてしまうのだ。 「んっ·····、·····あ、·····ぁ·····、ッ」 「気持ちいいね、兄さん。もっと声聞かせて」  いつの間にか指の本数が増やされていて中を圧迫され、内壁に押し当てられながらかき混ぜられると、腹の奥が熱くなってくるのが分かるのだ。  弥生の指をきゅううと締め付けると、弥生は俺の限界が近いのを分かってか、イっていいよと囁くのだ。 そしてかぷっと耳たぶを甘噛みされたと同時に、先端に集まった熱が壁へと飛び散った。 「っ·····、ぁ·····っ、」  力が入らなくなり、腰が抜けて立っていられなくなった。すると背後から 「ほら、まだ終わってないから。ちゃんと立ってて、兄さん」 と声が降ってきたと同時に腹に手を回され、熱く反り勃ったものが割れ目に宛てがわれるのだ。 「や·····っ、むり、·····っだから·····ぁ·····、っ」 「何言ってるの、今更。煽ってきたのは兄さんでしょ?」 「·····てかさ、無理とか言いながら勃ってるけど?」 「ーーっぁ········ッッ」  すり、と腹を撫でられた瞬間、ずぶっと奥まで入ってきた性器に凝りを潰されると、再び熱持った性器から白濁の液体が壁に向かってぴゅっと飛び出ると弥生は笑った。 「っ、ごめ·····、おれが、わるかった·····、から、·····ぁ·····、っ」 「·····それってさ、なにに謝ってるの?俺に手ほどきしようとしたこと?それとも·····、生意気言ったこと?」  凝りを押し潰されながらも性器をちゅくちゅくとしごかれ、内壁からも外側からも責められると、熱はとどまることを知らずに壁を汚すのだ。 「ーーぁ·····、ッぅ·····、う·····、」 「·····ねえ、兄さん、手ほどきしてくれるんでしょ。ほら、よがってないでしてよ、早く」 「っぅ·····、う·····」 「·····俺の事いつまでも弟だと思ってるなら、痛い目見るからね」  奥に入れられたままぐっぐっと押されると腹の裏側が麻痺してしまう。  ぷっくりと主張していた乳首もこりこりと揉まれると、もう限界だった。 「っや、よ…い·····、ま、た·····っ、くる·····、いっ·····く…、」 「·····っ、いいよ、····イって、兄さん」 「ーーっん··········、ぁ·····ッ」  もはや何度目か分からない先に溜まった熱が、どくんと胸が高鳴ると同時にぽたぽたと床にこぼれ、中で膨張していた弥生の性器がぶるっと震えて腹の奥で熱が弾けるのだ。  長い間上から降り注がれるシャワーにうたれていたのと、何度も達した疲労で、俺の意識はここで途切れてしまった。

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