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第4話 初めてでこんなエロいキスされて普通のキスじゃ物足りなくなっちゃうだろ。※微エロ
「良かった!今度は舌入れてみていいか?」
「しっ!舌って!!」
「恋人なら舌入れるキスくらいするだろ。旭はした事ないのか?」
「そのくらいある」
本当は無いけれど意地を張った。24歳にして童貞でディープキスすらした事がないだなんて、引かれそうで言えない。しかも、その理由が敦に童貞をあげたいからだなんて普通なら重すぎてドン引きしてしまうだろう。
「じゃあいいだろ」
肩を押されて旭がふかふかのソファーに倒れ込むと、なだれこむように敦が覆い被さってくる。
一瞬の事で何が起きたか旭には分からなかった。
体ごとソファに押し付けられ身動きが取れない。
敦はそのまま下唇をペロッと舌先で舐めた後、肉厚の長い舌を旭の唇に潜り込ませた。
「ん、んぅ……ん」
敦は旭の縮こまっている舌を引きづりだすと、舌を大胆に絡ませた。
(敦の舌、ぬるぬるして凄く熱い。上手く呼吸出来ないけと、体がすごくゾクゾクして頭ぽうっとする。ディープキスってこんなエッチなキスだったんだ)
舌を絡ませる度にくちゅ♡くちゅ♡といやらしい音が聞こえ、その度に体が嫌でも淫らに反応してしまう。
「んぅう……っ♡……はっ……ッ♡……んー♡んっ♡……んぁ♡」
(俺、敦と音立てて淫らなキスしちゃってる♡頭の中溶けちゃいそう♡)
歯列を舌先で丁寧にゆっくりなぞられ上顎の裏を舐め上げられると快楽が体を走り抜け、ビクビクと反応してしまう。
「ん……っ♡っだ、駄目……っ♡敦っ……♡もうっ……♡」
「ッは……とろけそうなエロい顔して……だめじゃないだろ」
敦がこんな強引な奴だったとは。ロールキャベツ系男子とはこういう人をいうのか。
旭は抵抗しようと敦の体を押し退けようとするが、上手く力が入ってくれない。
「はぁ……素直になれない旭には……ちょっとお仕置きが必要だな」
「まっ……んんっ……♡だ……めぇ……♡」
強く舌を吸われ唾液を吸われるとじゅるじゅる♡とスケベな音が立つ。
「んんっ……♡はぁ……♡あふっ……♡あぁぁ……♡」
(こんな意識が飛んでイッちゃいそうなくらい気持ちいいキス、まるで口でセックスしてるみたいだ)
ひとしきり口の中を犯されてから唇を離され、口角に垂れた涎を指の腹で拭われる。
「キスだけでこんないやらしい顔しちゃって。初めてでこんなエロいキスしたら、もう普通のキスじゃ物足りないだろ。ほら鏡見てみ」
そんなはずはないと、旭が目の前にある全身鏡を見ると今まで見た事がないくらい顔を上気させてエッチな表情をした自分が写っていた。
目を背けようとすると顎にてを添えて顔を固定されてしまう。
「ちゃんと見なきゃダメだろ。キスだけでちんこもガチガチに硬くさせちゃって。これまで付き合った人にもこの顔みせたのか?」
「えっ……?だめっ、敦っ……触っちゃ……ぁあ……っ♡」
敦の手がスエット越しに旭の陰茎を摩った。
あんな気持ちのいいキスされて勃たないわけないじゃ無いか。それより、このままだと自分は敦に誰にでもキスだけで勃起する淫乱だと思われてしまう。それだけは避けなければ。
「どうなんだ?旭」
「セッ…セックスした事ない…」
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