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第8話 よし、全部入ったぞ。R-18

「や、やらぁ……っ♡」 「強情だな。じゃあこれでどうだ?」  敦が陰茎を扱きながら、空いている手で乳首を摘んだ。  乳首をピンピンと弾かれるとその衝撃に腰を突き出して喘いでしまう。 (早く指入れて前立腺刺激してイかせてアナルトロトロにして欲しいけど、そんな淫乱みたいな言葉言えない♡)  旭は限界に達してしまいそうだったが微かに残っている理性が邪魔をして素直になれなかった。  それを察した敦は、耳元に口を近づけると低い声で囁く。 「なぁ、旭。俺は、旭の事本当に好きだからもっと色んな旭を知りたいんだ。お願いだから言って」  甘く囁かれて、ゾクゾクとした快感が駆け上がってくる。  同時にこれまで必死に保っていた理性が崩壊した。 (敦に耳元でそんな声でお願いされたら、負けちゃうぅっ♡♡) 「あ、アナル……♡トロトロになるまで……っ♡敦の指で……っ♡手マンして……♡」 「やっと素直に言えたな」  指がアナルに押し当てられ、ゆっくりと一本挿入される。 (敦の指♡きもちぃ♡ご褒美手マンうれひぃ♡敦だいすきぃ♡♡)  自分の指とは全く違う、敦の長くて太くて熱い指をゆっくり抜き差しされ犯される感覚に旭は頭がおかしくなりそうだった。 「旭の中、すごく熱くて指に絡みついてくる。二本目入れるぞ」  二本目がアナルにゆっくりと入ってくる。  一本とは比べ物にならない質量と圧迫感に目の前がチカチカしてしまう。 (敦の指、ちんぽみたいに太くて、あちゅい♡)  ゆっくり抜き差しすると尻穴からぐぢゅぐぢゅぶちゅ♡とエッチな音が出る。 「旭のアナル、愛液も出てちんぽ待ち望んでるマンコみたいだな。こんなスケベな旭見れて嬉しいよ」 「あ、あっ♡そこ……っ♡奥いいっ♡」  腸壁を擦られ、指先が前立腺の手前を刺激する。  コリっとした感触のシコリに触れると、旭の体に電流のような快感が走った。 「あ、あ……っ♡そこ……っ♡」  体が跳ねて一瞬、目の前が真っ白になる。 「ここが旭の前立腺か。覚えておくな」 「ぁうっ♡覚えて……っ♡おいて♡んぁっ♡ちゃんと♡アナルっ♡拡張出来たりゃ♡あっ♡ここっ♡たぁくさん……っ♡敦のっ♡デカちんぽでっ♡擦って……♡っひ♡ケツマンコに……♡してっ♡」 「くっそ!旭のそういうとこも好きだ!」  前立腺を指で擦ったりグリグリと押されるとさっきより目の前がチカチカして体がビクビクと跳ねてしまう。 「ああっ♡イイッ♡敦っ♡イク♡イグゥ♡♡♡」 どぷっ♡どびゅるるるる!♡ぶびゅるるぶびゅ!♡  勃っていた陰茎から、精液が噴出される。  旭は全身を仰け反らせ、激しい絶頂を迎えた。  意識をもうろうとさせていると耳元で敦が囁く声が聞こえた。 「旭、力抜けてるうちにアナルプラグ入れちゃうな」  そう言うと敦は指を引き抜き、代わりにアナルプラグを当てがった  プラグの先端がアナルの中に侵入し、ぬちゅ♡ぬちゅ♡と卑猥な音が出る。  敦の指より少し太い大きさだったが、痛みもなくすんなり入っていく。 「ああっ……♡んんっ……♡なかっ……♡広がって……っ♡」 「旭、大丈夫か?ゆっくり呼吸して、そのまま力抜いてろ」 「んんっ……♡ふーっ♡ふぅ…♡あっ……♡」  言われた通り必死に息を吸って吐いてを繰り返している間にどんどんとプラグが中に入り、アナルの中が広がっていく。 「よし、全部入ったぞ。どうだ?」 「な……っ♡なかっ♡広がって……♡なんかっ♡気持ちいぃ……♡」  それを聞いた敦はニヤけながら旭の顔を見つめた。 「あれ、変だな?普通はアナルプラグじゃ気持ち良くならないみたいだけど。やっぱり旭の体が敏感でエッチだからかな?」  理性が戻ってきて冷静になり始めていた旭は、さっきした敦とのセックスを思い出して顔が赤くなった。 (お、俺。理性が飛んでいたとは言えあんなエッチな言葉なんで言っちゃったんだろう。恥ずかしすぎる!普通の人は感じないアナルプラグで感じちゃうって事は俺の本性はやっぱりスケベで淫乱なんだ。これ以上敦に本性を暴かれるのは危険だ!) 「や、やっぱり気のせいだったみたい」  嘘をついた旭を、敦は疑いの目で見る。 「本当か?何も異常ないなら晴れてるしこの後、映画デートでもしようと思ってるんだけど」 「映画デート!?」 (まずい!このまま映画館なんて行ったら絶対に勃起しちゃう。でも、体調悪いとか言って断ったら敦は絶対心配するし、だからと言って正直にアナルプラグで感じちゃってるなんて言えない)

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