10 / 36

第10話**

「いっ…………」 あまりの衝撃と痛さに軽く眩暈がした。 なんでそんなところ触るんだ? 「痛かったか?久しぶりだからな。でも慣らす時間が勿体ねぇ。今すぐお前の中にブチ込みてぇんだ。入れるぞ……」 男は急いで自分のモノを引っ張りだして、僕の片足を持ち上げながら、後肛に男のモノをあてがった。 何がなんだかわからず、されるがまま僕は動けずにいた。 ……え? 僕今からこの男に入れられるの? なんで?どうして………… そんな事を考えていたが、今まで感じたことのない激痛に一気に現実に引き戻された。 「……っく、やっぱキツイな。俺も痛ぇわ。でもそのうち慣れるだろ。良いとこいっぱい突いてやるからな。」 僕はせめてもの抵抗をと思い、 「や、やめ………」 と言おうとしたが、奥まで突き上げられた感覚に言葉が消えた。 「…………………っ………」 「あ〜〜〜、奥まで入ったぜ。相変わらず締め付け具合が堪んねえなぁ。血でいい感じに滑りも良くなってきたし、そろそろお前も気持ち良くさせてやるよ。」 そう言って痛がる僕を他所に、抽挿を繰り返し始めた。 「……あっ………まっ………とまっ………」 初めての感覚にどうする事もできず、ただ喘いでいたが男がある箇所を突き上げた途端、自分でも聞いた事がないような声が漏れた。 「んんっ……あっあっ……んぁっ……んぅ……」 「ここが由妃ちゃんの良いところかぁ。おっけ〜。もっと突いてあげる。あとこっちも。」 男はその箇所を何度も突き上げながら、胸への刺激も加えた。左側の乳首はカリカリッと先端を引っ掻き、右側は舌先で転がすようにくるくると舐め回された。 「あんっ………ん……んぁっ………や……」 同時にこれだけの刺激を与えられて僕はもう意識を保つのがやっとだった。 男に左足を抱えられたまま繰り返される行為に、自力で立っていられず、思わず男の腕を掴んでいた。 「どうした、由妃。気持ちよくて俺におねだりか?もっとしてほしいならそう言えよ。」 どういう解釈をしたのか、男は僕が掴んだ腕を自分の背中へ回させ、突き上げを更に激しくした。そして、僕の口内も再び犯しだした。 「こんなにトロけた顔されたら堪んねえな。唾液もこんなに垂らして、由妃はイケナイ子だ。悪い子にはお仕置きしないとなぁ………」 そう言って僕の両足を持ち上げた。

ともだちにシェアしよう!