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第25話**
男は側で見ていた別の男を呼んだ。
そして、あろうことかその男をベットに上がらせて、こう言った。
「二輪挿しって知ってる?一度ヤルと、一本じゃ物足りなくなるらしーぜ?お姫様もやってみよっか」
ニヤニヤしながら、僕を見下ろすその目は恐怖以外の何者でもなかった。
怖い……怖い……由磨…………
「ガタガタ震えて、青ざめた顔しやがって。そんな顔も唆るって事、気づいてないのかね?それともわざとやってる?」
「ん"ん"……ん"ぐ………ん"ん"ん"……」
フェラされたままでは自由に喋る事もできず、横目で恐ろしい状況を見ながら、ただただ涙を流すだけだった。
「何だ、挿れて良いって言ったのか?おっけー、じゃあお前も突っ込めよ」
「あざっす!正直この状況めちゃくちゃ興奮します!じゃ、いきますね……」
そう言って嫌がる僕の背後にまわり、男のモノを当てがった。
「これ、入りますかね?めっちゃキツ………」
「大丈夫だよ、俺が穴広げといてやるから」
男は自分のモノを突っ込んだまま、僕のお尻を両手で左右に広げ、尻穴を広げた。
「くっ………入った……でもキッツいっすね」
「っ……ああ、俺もちょっとキツイ。でもそのうち慣れるだろ。ガンガン突いてやれよ!」
「うっす、いきますね……」
2本同時にランダムに動かれると、中がぐちゃぐちゃだ。痛いのか、気持ちいいのか、わからないぐらい、もう何も考えられなかった……
「ん"ぼ………ぐ………ん"ん"ん"…」
「一本とは比べ物にならないぐらい気持ちいいだろ?ハッ、軽くトんでやがるぜ!夜はこれからだぜ?お姫様………」
後ろに2本入れられ、口はフェラさせられ、全身が自分のものじゃないみたいだった。
自分の身体なのに、何一つ自由に動かせない。
痛い…‥気持ちいい……痛い……
その繰り返しが永遠に続いた。
「血で滑りが良くなったな!そろそろイクぞ、お姫様。中にたっぷり出してやるからな!
………もしかしたら孕んじまうかもなぁ?」
「くっ……俺もイクっす……」
「俺ももう限界………」
中も口も好き勝手に動かされて………
……そして、全員が一気にイッた。
僕の中に色んなところから男たちの精液が流れ込む。
………気持ち悪い気持ち悪い。
「溢すんじゃねぇぞ。溢したらまたお仕置きだからな!」
「んっ……ゴクッゴクッ……ぷはっ……げほげほっ……」
「やればできるじゃん!偉い偉い」
泣きながら口を拭う僕の頭を、ぐしゃぐしゃっとかき混ぜながら撫でる男。
「後ろはちょっと漏れてるじゃねぇか。クソッ……指で溢れた分入れるから飲み込めよ!」
「くっ…………ぁっ………」
イッたばかり身体への刺激はあまりにも強すぎて、不意に声が出てしまった。
「なんだよ、まだ足りねぇのか?
いいぜぇ、まだまだ順番待ちの奴がいるんだ。
おい、次の奴ら!存分にお姫様を楽しませてさしあげろよ!」
そんな………
これで解放されると思ったのに………
そんな僕の事を見透かして、
「これだけで終わりと思うなよ?まだまだ夜は長いぜ………」
それを聞いた瞬間、目の前が真っ暗になった…
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