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第7話 朝から? 近江ヒロキside
アラームの音で目覚め、ウルサイ電子音を止めようと腕を伸ばし身体を起こそうとするが、自分に巻き付いた太い腕に力が入り、ギュッ… と引き寄せられ、近江はギョッ… とする。
「・・・っ!?」
寝起きで頭が回らず… しばらくの間、近江の動きと思考がピタリと止まり、自分に何が起きているのか状況を把握するのに2分ほど時間を必要だった。
その2分間で、背後からあふれ出る濃厚なアルファのフェロモンに包まれ…
近江の身体は発情一歩手前まで熱せられる。
「おはようセンパイ! 朝からフェロモンバッチリで、めちゃくちゃ好い匂いする」
チュウ~ッ… と1番の性感帯である項を神田に強く吸われ、近江はビクッ… ビクッ… と腰を跳ねさせ、蜜壺 の入口に淫密 が染み出しトロトロと濡らして行く。
「ええ? あっ神田!! バカッ… 朝から冗談は止めろ! あっ… あっんん…っ! 仕事!! 仕事があるからダメだ!!」
「じゃあ今夜は? ねぇセンパイ、今夜まで我慢するから!」
長い指を近江の蜜壺にズブリと入れ、神田はクチュクチュチと音を立てて、中をかき混ぜた。
「ああっんん…っ… バカ! 神田ダメだって… あっ… あっ…んん… 分かったから! 今夜まで待て!! まずは会社に帰って… 報告書出さないと…!!」
渋々? 近江が折れるが…
「センパイ本当? 絶対だよ?! 約束破ったら、会社のトイレに連れ込んで中出しするからね?!」
神田は近江の蜜壺に指を入れたまま、耳を噛んでさりげなく脅した。
「うわっ…! お前どんだけ鬼畜だよ!! あっ! バカッ止めっ… あああっんんっ…!!」
「センパイこそ、こんなにエロいフェロモン、いっぱい出して… ココもトロトロに蕩 かせて、オレに見せつけてるクセに、どんだけ小悪魔だよ!!」
「お… お前こそビュンビュン、激しくアルファのフェロモン放出して! 僕を誘惑して… ああっ… 勝手に触ってるクセに… 僕のせいにするな…あっ… バカッ…ダメだって! ああんんっ… 神田、ダメッ…!!」
「ほらっ! センパイもオレのペニス握ってゴシゴシしごいてよ!」
神田は近江の手を取り、自分のガチガチに硬く張り詰めたペニスを握らせると…
ゴシゴシと荒っぽく、近江の手の上に自分の手を重ねてしごいた。
「こ… こんなに… 強くしたら…神田、痛くないか?! 後で大丈夫?!」
あまりの荒々しさに近江が思わず心配すると…
「心配してくれるの? スゲェ… 優しいセンパイ!! 前から知ってたけど!!」
喜色満面で神田は唇を奪い…
もう一方の手で近江の蜜壺をグチュ… グチュ… チュチュ… と突いた。
「あっ…あっんんっ…! 神田っ… ヤリ過ぎ~っ!!」
<出張先だというのに、朝からなんて激しい男なんだ?! それにしても上手いなぁ… クソッ…! 気持ち良い―――っ!! >
近江は赤い顔で神田のテクニックに感嘆する。
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