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第22話 薫……

 俺たち暫し笑いあい転げ回った。 まるで高校生だよ。 「無くなっちゃうだって!アハハ~困らせてやるぞ~」 「嫌だ!だめ~無くさないで~クククもう~誠は~」 薫が随分リラックスしてきたな。 「薫の溶か為ちゃぇ~」 俺は可愛いそれを咥えこむと、 思う存分舐めまくった。コロコロと陰嚢を揉み込むと、またまた可愛らしく喘ぐ薫。 優しく頭を撫でやりながら、 「嬉しいよ。また薫に触れられるなんてさ」 「まこちゃん……本当有難う。僕も幸せ! じゃあ、次は僕がまこちゃんに優しくする番だよ」 薫はそう言うと、そっと抱き締めてくれた。 「まこちゃん好きだよ」 「俺も薫が大好き」 互いに深く深く交わりたくて 舌を絡め唾液を垂らしながら 貪り合う。止まらない止めたくない。 頭がクラクラするほどのキスなんて初めてだ。もっともっともっと! 背中に回した腕は骨が軋むほどに抱き締め合う。 「まこ……横になって」 薫は頭から顔中にキスをしてくれる。 耳穴に舌が入りこむ。それから静かに耳たぶを甘噛みされた俺は思わず喘ぐ。 「まこ可愛いよ……」 無意識に左側を強請っている俺を見て、 「昔とちっとも変わらないね。左側が感じるんだものね」 アア畜生~堪らねえ。胸を掴まれ優しく揉み込まれるとアアア~薫が俺に触れている実感を噛み締める。 優しく微笑んでくれる薫。 そっと乳首を舐められ吸われる。 「ダメ~ソコ~デソ~ニナル~」 「左攻めで出しちゃう? 一回出しておこうね」 薫は反り立つそれを舐めまわして、 先走りの雫と唾液でとろとろにして 扱いてくれる。 「かお~イイ~アア~ンンッアッアッアッ」 「まこの美味しかった!」 「飲んだ?」 「まこのだもの一滴も溢さない」 「薫キスして」 柔らかな唇を重ねてくれる。 「まこのお尻舐めたい いい?」 「あまり綺麗にしていな……」 フフと笑う薫が物凄く男前に見える。 「まこのなら喜んで綺麗にしてあげるから。だから気にしないで感じて」 俺をうつぶせ寝にしてお尻を優しく舐める。お尻全体をマッサージしていく。 そして後孔を舐め始める。 それを繰り返し繰り返し……舐める回数徐々にが増えていく。 「ローションはないけど、無添加のハンドクリームがあったからそれ使うね。 痛かったらすぐ言ってね…… 我慢しちゃ駄目だよ」 薫は自分の唾液とクリームを混ぜて、 後孔に塗り込みながら、優しく優しく解してくれる。 気持ちが良いよ。どうしようもなく気持ちが良い。入り口を撫で回されると それだけでもイキそうになる。 まだまだイキたくない。薫にキスをせがむと、一度仰向けにしてくれて、 唇を吸い上げ乳首にキスを落とす。 また優しくうつぶせ寝に戻されクリームが塗られる。 だんだんとマッサージが激しくなり、 指の腹で押され入り口を少し強引に刺激してくる。 あっ! 人差し指が入った。 「まこ力抜いてね、そう~上手」 薫の指が軽やかに遊び始めた。

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