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俺たち登場!(07)

最初から口の中に含むのはやはり抵抗があるらしく、竿を両手で掴んで先っぽに舌を這わせる。 ちろちろとチンコを動いていくそのじれったい刺激と、目に見えるウミの赤い舌に頭がおかしくなりそうだった。 「……ちょっとだけ、咥えてくれる?」 控えめに求めると、ウミは俺のものを見詰めたまま一度喉を鳴らして、口の中にそれを招き入れた。 ウミの熱い口内に出し入れされるたびに、ウミの唾液と俺の先走りが混ざった音に聴覚を持って行かれる。 「──あっ……」 一瞬止まったウミの下半身に目をやると、シュウが自分のチンコとウミのとを合わせて持ち、扱き出していた。 2人の液が交じり合ってそこはグショグショと音を立てている。 「あっあ、んっ……」 「ウミ、ナチをイかせないとずっとこのままだぞ」 「やぁっ、はぅ……っ」 さっきよりも増えたシュウの注文に気付くほどの余裕もなくウミは再び俺のものを咥える。 よほど限界が近いのだろう、扱く手も出し入れも早くなってきて、俺はもう耐えられそうになかった。 「ウミ、くち、離せっ……」 「へ……?、ひゃぁっ」 やってしまった。 床に出そうと思ったのに、呆けたウミが避けきれずその顔に白い液体が飛び散る。 「ナチやるじゃん。ほら、ウミもイかせてやるよ」 「あっやぁああ……っ」 俺がイッたのを確認するとシュウは2本のものをあわせて扱き、我慢を続けていたウミは背中をしならせて甲高い声を上げ、イッた。 ウミの体はシュウのも合わせてあちこちが白濁液にまみれ、我慢の後の快感により呼吸とともにピクピクと摩擦していた。 「……おまえら、ホモなの」 汗やらアレやらでべとべとの体を5人順番にシャワーで流し、ウミの赤いエクステが目立つ髪をドライヤーで乾かしていると、ウミが俯いたまま零した。 「シュウはバイ。俺は今まではなかったけど、ウミなら勃つ」 「な!?ば、ばかかお前!」 「今度は最後まで、しような」 鈍い音を立ててゲンコツで殴られても、今日のウミの可愛さを思い出したらニヤける顔は戻せやしない。 俺たちのそんな熱い夏の大イベントは、ミヤの一言で締めくくられた。 「ちょー楽しかった!また皆でしよーね!!」 項垂れたのは、ウミ1人。

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