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俺たちの好奇心!(04)
机の上で互いを扱き合うウミとミヤは、体勢こそ変わっていないが肌蹴させたシャツの中に手を入れ其々の指先がくりくりと突起を捏ねていた。
「ひゃっ、ん……」
「や……ッあぁっ、」
二人の惜しげもなく発せられる喘ぎにシュウから目を離した意味が無いほど熱が集中する。
「ちょ、シュウやばい」
「出る?じゃあっち行くぞ」
イく寸前で口を離され物凄い射精感だけが残る。
シュウが何を考えているかはわからないが、この疼きを何とかしたくて後に続いた。
「ウミちゃーん」
「え、あ、シュウ……?──や、あああああ!」
シュウは背後からウミに近付き、腰から後ろへと引っ張り挙げた。元々体の小さいウミは容易く前のめりに蹲る体勢にされる。
その一連の動作の中でミヤの手に握られていたウミのものが強く扱かれ、突然の刺激に大きな声を上げウミは精液を飛び散らした。
「──あ、うそ……」
思いも寄らない射精により体に力が入らないウミはそのままシュウによって頭を下げた状態の四つん這い、つまりこちらにケツを突き出す格好を取らされた。
結構ケツ綺麗。
シュウに促され絶好のポジション、晒されたウミのケツの真後ろへと腰を下ろした。
未だ射精後の倦怠感に体を動かせないウミはシュウにされるがままケツを上げうつ伏せのままだ。
キュポン、と真後ろから音がしたかと思えば肩越しにシュウの手が伸びる。
その手はぬらぬらと透明の液体、先ほどの音の正体により濡れている。
「……お前そんなもん持ち歩いてんの」
「俺を変態みたいに言うな」
いや充分変態だろ、と出かけた言葉を抑えた
「ソウイウ予定があったんだけど」
こっちのが面白そうだから、と付け加えた。
勉強しながら携帯を触っていたのはソウイウ予定の相手にメールでもしていたんだろうか。
覗いてやれば良かった、いやいやローションなんて用意してるくらいだからアレなメールに違いない覗かなくて良かった。
伸びてきた手はそのまま目の前のケツへと躊躇無く進んだ。
そこに触れた途端今まで息遣いしか聴こえてこなかったウミの体がビクリと跳ねる。
イッた後の涙目で顔だけをこちらに向けるウミにはいつも以上に加虐心を煽られる。
「なっなに、シュウ、やめ……」
「痛かったら止めるって」
「なにすんの、俺もうやだ……」
「ウミ、良い子にしてたらナチがちゅーしてくれるって」
「……!」
ウミちゃんなぜそこで押し黙る。そしてなんだその俺を無視した取引は。
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