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滅茶苦茶にシすぎだよ

 僕は事実を言っただけなのだが、また無自覚で煽っていたらしい。結果、朔はナカでグンと大きくなった。  本当に完勃ちじゃなかっただなんて、信じられないんだけど。    そして、朔は完勃ちしたおちんちんで、容赦なく腸壁をゆっくりと押し拡げながら根元まで捩じ込んだ。 「ん゙、ぅぷ····」 「お前、気づいてねぇのか?」  気づく··とは、何の事だろう。  僕が戸惑いキョドキョドしていると、カチチチッと滑りよく回すダイヤル音が聞こえた。それとほぼ同時に、お腹の中、朔のおちんちんの先の所が強く振動した。 「んきゃぁぁぁぁっ!! んぇ゙っ、ぅ゙、え゙ぇ゙ぇ゙ぇ····(うしょ)····ロータ··ぅぶっ····ぉ゙え゙ぇ゙ぇぇ」 「んっ····マジで··これすげぇな。結人、出すぞ」  朔は、掴んだお尻を割れ目から裂いてしまいそうなほど広げ、さらに押し込みながら射精した。その間も、僕は嘔吐(えづ)くのが止まらない。けれどもう、吐くものも残ってないみたいだ。 「んぁっ····結人、締めすぎだ····くっ··まだ出る····っは··止まんねぇ」  尋常じゃない量の精液を流し込み、意図して後イキさせる抜き方をする朔。それだけに留まらず、ローターも勢い良く引っこ抜く。  ボタボタッと、大量の精液が溢れ出しているらしい。後イキでビクビクする度に、ぶびゅっ、ぶりゅっ、とはしたない音を鳴らして噴き出す。  こんな醜態、恥ずかしいったらないよ····。  僕がそんな状態でしゃくり返しながら横たわっていると、ドサッという音が聞こえた。 「朔、結人連れて来い」  八千代だ。さっきのは、八千代がソファに座った音だろうか。という事は、これからまた苦しいのがくるはずだ。  僕は朔に抱えられ、八千代の傍、きっとソファの前の床に降ろされた。 「腕とか肩、痛くねぇか?」 「大丈夫(らいじょーぶ)らよ、八千代(やちぉ)····」  僕は、優しい声のする方を見上げる。八千代は、頬から耳、側頭部へと手を這わせ、そっと引き寄せるとおちんちんにキスをさせた。  やっぱり。僕の予想は的中しそうだ。  僕が夢中で亀頭を食んでいると、朔はもう一度ゆっくりとナカに入ってきた。朔が奥まで挿れるのを待ち、八千代は僕の頭を持っておちんちんを唇に滑らせる。  どんな顔で僕を見下ろしているのだろう。毎日、呆れるほど見ているというのに、僕を求める皆の顔を今も見たいと思う。  それに、寂しいなどと言っている場合ではない。2人の串刺しが始まってしまえば、そんな余裕はなくなるのだ。  口を開けて舌を出すと、八千代はおちんちんをずぽずぽしてくれる。喉を慣らすと、ゴックンさせて逃げられないように後頭部を持って引いた。  力強く引き寄せられ、1ミリも後ろへ逃げられない。それどころか、朔が後ろからズンズン突く所為で、自動的に喉奥を小刻みにピストンされている。  何が怖いって、いつもなら辛くなると太腿を手で押し返せるのだが、今日は縛られているからそれができないのだ。際限なく八千代の大きなおちんちんを根元まで飲み込む。  吐けなくて、でも嗚咽は止まらなくて、くわっと喉が開いてはキューッと締まる。息なんて勿論できない。  何度目か、僕の喉がキューッと締まった時、八千代が『出る』と言っておちんちんを抜いた。  流し込まないのかな、と思った次の瞬間。八千代はおちんちんの先を僕の鼻に押し込み、何を思ったのか鼻に射精した。え、死んじゃうよ? 「ふ、ぇ゙ぁ··げへっ、がはっ、ごほぉっ····八千代(ひゃひぉ)····なんで(ぁんれ)(はゃ)····へぅ゙っ、ぇ゙ほっ····」 「お前、滅茶苦茶するな。すげぇ量出てたろ。可哀想に····」 「あぁ、すげぇ出た」  なんで半笑いなんだよ。何が面白いんだ。鼻、すっごく痛いんだぞ。と、言ってやりたいが咳込んで喋れない。 「可哀想っつぅけどよぅ、見ろよコイツの顔。すげぇ嬉しそうに蕩けてんぞ」  そ、そんなはずはない。苦しいし痛いんだ、嬉しくなんかないや。 「あぁ、それは分かる。鼻に出されて結人、噴いてイッたもんな」  朔まで、何を言っているのだろう。驚きと鼻の激痛で、噴いたのもイッたのも知らない。 「でもなぁ··、見てるとやっぱ可哀想だ。鼻だぞ? 絶対(いて)てぇだろ」  そうだ、もっと言ってやれ! 鼻うがいも怖くてできない僕の気持ちなんて、無敵の八千代には分からないんだ。 「だろうな。つかその痛みでイッたんだろうが、ドM極めた結人くんはよぅ」 「あぁ、なるほどな」  秒で納得してしまう朔。  僕の味方をしてくれる人はいつもこうだ。僕を庇っても、僕が変態だから論破されてしまう。僕の所為だから責めることもできない。  だから、いつも余計に凄く悔しいんだよね。 「げふっ··八千代(やちぉ)、にょ、ばかぁ····。(はにゃ)(いひゃ)ぃ····」  八千代が拭いてくれている間も、朔のピストンは止まらない。鼻をかむと締まるらしく、徐々にスピードを上げていく。  朔も、もうイクのだろうか。そう思った時、ふわっと身体が浮いた。朔に持ち上げられているらしい。勿論、おちんちんは入ったまま。  安定感がある。それはいいのだが、膝の裏を抱えられていて足が閉じられない。と、そこへ来た誰かが、僕のおちんちんを根元で縛った。 「ん゙ぅ゙っ、あ゙っ、だ、だぇ? んぎぃっ!!? おぢんぢ··苦し(くぅぢ)····ア゙ァ゙ッ!!」  ギュッと強めに縛った挙句、パクッと咥えてしまった。朔はピストンと止め、奥に抉り込んだままグリグリと最奥(そこ)を潰す。  噴きたいのに噴けない。でも、ナカではずっとイッてる。苦しい。声を出す余裕もなくなり、歯を食いしばって涎を垂れ流す。  このねちっこい舐め方と、引っこ抜かれちゃいそうな吸い方は、十中八九りっくんだ。 「り゙っく··顔、見たいよぉ····」  この間、恥ずかしいのを我慢して覗き見たのだけれど、僕のをしゃぶっているりっくんが、凄くえっちな顔をしていたのだ。  とても美味しそうにしゃぶり、この上なく愛おしそうに舐めるんだもの。心臓が破裂しそうだった。  けれど、あれをもう一度見たい。そう思って僕は頼んだのに、意地悪なりっくんは『よく俺って分かったね、愛されてるぅ♡ けど、まだダーメ♡』と言ってキスをした。僕のをしゃぶっている口で。  そして、またしゃぶり始める。  グリグリされている奥へ、もっと深い刺激が欲しくなってきた。前でイケないからなのか、お尻も変な感じがしている。どうにかおちんちんでイキたくて、後ろに刺激を求めてしまう。  なんだか違うような気もするけど、他にどうしようもないのだ。耐えきれなくなった僕は、朔にお強請りをしてみる。 「(しゃく)··、奥、もっと深く··ぐちゃって、潰し(ちゅぶち)てぇ····おちんちんれ、イケにゃいかゃ··ん、ふぅ··お(にゃか)壊し(こぁち)てぇ♡」  どうやら、しっかりと届いたらしい。りっくんに『離れろ』と言って、支えている腕を緩め僕を落とした。 「ぅぐっ··ぅあ゙ぁ゙ぁ゙ぁっ!! ぉえ゙ぇ゙ぇ····ぶっ、ぅ゙え゙ぇ゙ぇぇ····ぁ··ぁ····」  あまりにも奥深くまで刺さり、息を吐くことしかできない。このままじゃ死んでしまう。これ以上、ほんの少しでも奥を開かれれば、絶対にお腹が壊れる。そう思う所まで来ていた。  それなのに朔ときたら、殆ど支えないまま腰を振るんだ。とちゅとちゅと、肌が重く打ち付け合う音が骨を伝って聞こえる。 「ぉ、ぐっ、はっ、がぁっ··ぎゅっ··()··に゙ゅ····」  奥を潰される度に、声が小さく漏れるだけで喋れない。不思議と、嘔吐くのも止まった。  真っ暗で分からないが、焦点は定まっていないだろう。火花が飛んているようにチカチカするし、ボーッとして脳が止まっているみたいだ。 「さっくーん、結人死んじゃうよ?」 「大丈夫だ。呼吸は浅いけど声は出せてる。··れに、ん゙っ、ずっとケツでイッてる」  ラストスパートをかけるつもりなのだろう。朔は、僕の上体を少し丸めて、僕の頭の後ろで手を組んだ。なんだか、固められているみたいだな。  そして、そこから朔がイクまで体感で数分、猛スピードでのピストンで奥を突かれ続ける。大きめのストロークで、尋常じゃない快感が叩き込まれてゆく。  自分でも、意識を保てているのか分からない。何度かトんでいるのだろう、突然ハッとして嘔吐く。けど、吐いている余裕もない。  誰も止めないけど、僕、大丈夫なのかな。生きてる··よね?

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