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ゴリラの脅威

 やんわりとベッドに放り投げられ、ぼふんと跳ねる。すぐさま八千代が覆いかぶさり、もう身動きが取れない。  おあずけをくらってイラついているのだろう。眉間に皺が寄っている。 「八千代(やちぉ)、待たせちゃってごめんね」  僕は八千代の頬に手を伸ばし、そっと包んだ。  眉間の皺はみるみるうちに消えたけれど、目を細めるとまた眉間に皺が寄っていった。でも、今度はイラつきじゃなくて雄が剥き出しになっている。  これから抱くぞって顔で僕を見つめ、僕の言葉に返事もしないままキスした。  内緒だけど、僕は未だに皆の顔が近づくとドキドキして落ち着かなくなる。いつだったか、至近距離作戦だなんてふざけたことをしてたけど、なんの効果も得られないまま今も慣れていない。  雄みを帯びたイケメンに至近距離で見つめられたら、誰だって心臓が爆ぜちゃうよ。だから僕はいつも、すぐに目を瞑ってしまうんだ。  でも本当は、もっと皆の顔をずっと見ていたいし、もっとイケメンを満喫したいんだけどな。 「なーにボケッと考えてんだコラ」 「んぇ、ごめ──」 「俺に集中しろ」 「ひぁぅっ♡」  耳元で声を響かせる八千代。低くて甘い声に心臓が跳ねる。そんな僕の反応を見て、八千代はフッと軽い笑みをこぼす。  機嫌が良くなったのか、耳輪に軽く歯を立て、熱い吐息混じりの耳責めが始まった。かと思ったら、同時に腰からお尻へ手を這わせ、ギュッとお尻を握る。  こういう力強さを感じると、お腹の奥がキュンと締まる感じがして軽くイッてしまう。  僕は、小さな甘い声を漏らしながら、下半身をへこへこ揺らす。なんだか今日は焦れったい触れ方をしてくるんだもん。 「八千代(やちぉ)····意地悪しないで。おちんちん、欲しいよぅ」  甘えた声で強請ると、八千代はグイッと僕の両足を持ち上げた。そして、アナルに亀頭を押し当て、円を描くように滑らせながらくぷっとねじ込んだ。 「んぁっ····おっきぃ····」 「お前のせいだろうが」  そう言って、大きなストロークの高速ピストンをする八千代。走って身体が温まっているせいか、初っ端から快調そうだ。 「やちっ、お゙んッ····奥゙、くぽ、くぽ、や゙ァっっ····」  先っちょで奥を少しだけ開くんだ。ひとおもいに貫いてほしいけど、まだ少し苦しいかもしれなくて怖い。 「ヤじゃねぇだろ。『奥犯してください』だろ?」 「ひぅっ、ア゙ッ、ン、んぅ゙····お、おぐ··おか、犯ちてくらしゃい」  涙がたっぷり溜まった瞳で八千代を見る。僕が従うと、八千代は満足そうに舌舐めずりをする。そのえっちな顔を見ると、奥も入口もギュッと締まる。 「ハッ、すっげぇ締まり····」  苦しそうに声を漏らすと、八千代は僕に覆いかぶさり、頭の上で手を組んで僕を逃がさない体勢に入った。その直後、狭い道を強引に押し拡げて進む。  ドチュッと奥を突き破るような衝撃で、全身に電撃が走った。 「んぉ゙ッ、ぐ····ぅ、は··ぁ····ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙っっ」  深くて苦しいイキ方。イクのが止まらない。  八千代の腹筋と僕のぽよんとしたお腹に挟まれたおちんちんから、ブシャッと潮が噴き出して止まらない。 「奥、痙攣すげ····んぁー····もってかれる」  ブルッと腰を震わせて、さらに奥へおちんちんを押し込んで射精した。もう、八千代のえっちな顔を見ていられなくて、僕は八千代の胸元に顔を埋(うず)めた。  すると、まだ僕を抱き足りない朔が、八千代でいっぱいいっぱいなのにちょっかいを出してくる。 「ちょ、おい、テメ····うぉっ」  八千代が僕から出るのを待てずに、八千代を押し退けて場所を交代した。押し退けられた八千代は、フラッとベッドへ倒れた。 「賢者ゴリラなんて、サカりのついたゴリラには歯が立たないんだね」  りっくんが感心したように言う。それに続く啓吾。 「うちのゴリラどもがさ、いつか結人壊しちゃわないか心配になんね。俺らに回ってくる頃にはグデグデすぎて可哀想なときあんじゃん」 「それでも犯すくせに」 「それ言ったら莉久もだろ」 「当たり前でしょ。グデグデのゆいぴ可愛すぎるんだから我慢できるわけないじゃん」 「わっかる〜」  楽しそうに話しているけど、僕は毎回大変なんだぞって言ってやりたい。  でも、八千代の精液が溢れ出す前に、ぽっかり開いたアナルに朔がおちんちんをねじ込んだから、言ってる余裕なんてない。  発散するために走り込みをしているはずの朔と八千代。だけど、性欲は増すばかり。  そろそろ、わざとやってるのかなって思えてきちゃってる。現に、待ってましたと言わんばかりの朔が、容赦なく腰を振り始めている。  朔が落ち着く頃には八千代も復活してるだろうし、りっくんと啓吾の言う通り、また2人と繋がる頃にはグデグデになっちゃってるんだろうな。 「結人はよく考え込むよな。考え事してますって顔に書いてるのも可愛い」  そう言って、キスで口を塞ぐと、八千代よりも深いところをゴリッと抉った。  僕は声も出せずに、腰と足がガクガク震えるくらいエグいイキ方をした。

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