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第3話-2 *性的な描写有
「髭の処理は出来てるか?」
「最近は出来てます」
「魔力のコントロールはしてるか?」
「問題ないです」
「そうか、いい子だ」
「えへへ」
10センチ以上背の高いチャーリーの頭をガシガシと撫でる。パサついた赤毛が愛おしい。彼はいい香りがする。
マシューはなんだか、このまま事に及んでしまいたくなった。
「チャーリー、あの」
「なんです?」
「このままおれの体を触っていってくれないか?」
「そういう気分なんです?」
「ああ。……だめかな」
「いいえ……でも、俺今日元気無いです。触るだけで良いですか?」
「おれもお前のを触りたいんだが、無理そうか?」
「ううん……マシューのえっちな声聞いたら変わる、かも」
チャーリーはニヤニヤ顔を必死に堪えていた。可愛い奴め、とマシューも堪らなくなった。何とか雰囲気を作ろうとしているが、なんだかんだ彼はまだ17歳の子供だ。
マシューからキスを仕掛け、次第に舌を絡ませていく。このキスの仕方も、すべてマシューが彼に教えた。こうしたらおれは気持ちいい、と教えると彼は必死に覚えようとするのだ。可愛いったらない。
「は……、チャーリー、ん……」
「マシュー、」
チャーリーはマシューの形のいい尻を両手で揉み始める。スウェットのパンツを履いているので硬さや柔らかさもよく分かる。
マシューもそれに負けじと自分の股間を彼のモノに押し付けた。彼をその気にさせたかった。
「なぁ、出来そうか?」
「うぅん……」
「お前のも勃ってるじゃないか……」
だけど、と渋るチャーリーをキッチンからわざわざ引っ張って行きベッドに押し倒す。
彼の暑苦しいオックスフォードシャツのボタンに手をかけ、胸元まではだけさせて傷痕まみれの肌を撫で、尋ねた。
「おれが全部やる、ダメか?」
「えぇ……いれるとこまでやるんですか?」
「いや……」
マシューは無理矢理、自分のしたいようにはしたくなかった。それで過去チャーリーと大喧嘩をしてしまい何日間も無視を決め込まれ、挙げ句の果てに家出までされてしまったからだ。
「……触り合い、だけ、で良い……」
最後まで衝動のままにやってしまいたい、が本音だったがぐっと堪える。チャーリーは自分の腰の上に座りしょんぼりしている年上の男を哀れに思ったのか、彼の太ももを軽く叩いて「また今度、しましょう」と慰めた。
マシューはそれを合図と捉え、チャーリーの上に覆い被さり首筋にキスをした。それから自らシャツを脱ぎ、彼とキスをしながら素肌を密着させるようにした。チャーリーのジーンズを脱がすと、知らない人が見たら見慣れるのに時間がかかるであろう血色の悪い足があらわになる。
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