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第3話-3 *性的な描写有

「俺が脱いでどうするんです。あなたも脱いでください」 チャーリーの言う通りにスウェットを脱ぎ、下着だけになる。それも脱いでください、とさっきのニヤニヤ顔と打って変わってツンとした冷たい口調で命令され、マシューは腰が疼くのを感じた。大人しく下着も脱ぎ、肌を纏うものが何も無くなる。チャーリーはマシューの恵まれた体型に惚れ惚れとした。争いなんて知らなさそうな白い肌に、毎日の訓練で鍛えられた勇ましい筋肉、しかし脂肪もその筋肉を邪魔しない程度に付いていてしなやかさもある。体温が高いところなど、ところどころスプレーしたように淡い赤なのも可愛らしい。 彼を抱く時、いつも優越感と罪悪感がチャーリーの中で喧嘩をする。こんな綺麗な人を俺が好きにして許されるのかという罪悪感と、この人に求められているのは俺なのだ、という優越感。 けれど、結局は欲望に抗えないでいる。 「っ!チャーリー!」 気がつくと彼の形の良い陰茎を必死に扱いていた。いきなりでおどろいたのか、マシューは身を捩らせその快楽から逃れようとした。 「おまえ……なんで急に!」 「ああクソ、おれだってお前のを……」 「まってくれ、おい……!」 などと抵抗の声をあげているが、あえて無視して空いている方の手で彼の逃げる腰をぐっと押さえつけ、逃がさないようにする。 程なくして、彼は達してしまった。 しばらくシーツを掴んで余韻に浸っていたが、それが終わるとチャーリーを睨みつけた。 「お前……」 「これで満足ですか?」 「お前、なぁ……なぁ、いつになったらだ?」 「何が?」 「いつになったら、お前は心の底からセックスを楽しめるんだ?」 マシューは何だかどっと疲れが来てチャーリーに覆い被さるように倒れた。いつもおればかり楽しんでないか?と耳元で囁くように言った。 チャーリーはそんな事無いのにな、と内心苦笑しながら、マシューの脇腹を撫でた。男の割には柔らかくて気持ちいい。自分の体が背だけが無意味に高くて痩せっぽちだから尚更そう思う。

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