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※男の熱い手

九条がキスを続けながら、手の平をバスローブの合わせから中へと滑らせた。 キスで手一杯だった祐羽は、それに気づき閉じていた目を驚きに開いた。 「んんっ⁉」 大胆に胸元を撫でる熱い大きな手の平から逃れようと体を捩るが、上から押さえつけられていてはどうしようもない。 九条は撫でていた手を今度は、まるで女の豊満な胸を揉むかの様に動かし始める。 「んんっ‼」 すると突然、胸にある小さな乳首を摘ままれてビクッと体を硬直させる。 普段は意識しないそこを太い指で無理矢理挟み込まれて、クニクニと捏ねまわされる。 「ん、ぁっ、ぁふっ」 小さな粒が捏ねられ次第に芯を持って、勃ち上り始める。 「や、ぁっ、痛いぃ」 捏ねていた指は乳首を摘まんで引っ張ると、次は優しく天辺をクリクリと撫でる。 「ん、やめて、やだっ、うっ」 乳首を弄くり回され未知の感覚に戸惑う。 キスは解かれたものの、耳元に口づけられて舌を中へと入れられては感じて堪らない。 「あぁっ、ん、んふぅ、ん…っ」 耳の中から出ると、次は首筋を伝っていく。 擽ったいのとゾクゾクと何かが駆け上がる感覚が、祐羽の全身を感じやすくさせて、鼻から抜ける声を自然と上げていた。 そんな事を繰り返される中、バスローブは九条の手で器用にも脱がされていた。 それに漸く気づいた祐羽は、羞恥に顔を歪ませて今にも泣き出しそうな情けない声を漏らす。 「…み、見ないでよぉっ」 祐羽は大人に成りきれていない少年らしい肢体を九条の前に、曝け出していた。

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