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※交わる体

九条はそう言うや否や、太股をガッシリと抱え直し、それから体勢を整えると腰を引いた。 「うっ」 ズルルッと僅かに雄が出ていく。 それを祐羽は、排泄に似た感覚を覚え声が漏れる。 ヌププププッ 「ひぃっ⁉」 けれど、次には剛直が捩じ込まれる。 その圧倒的な異物感に、祐羽は耐えられず声を上げた。 ヌチュッ、ヌプッヌチュッ 「い…や…だぁっ、止めて、やめっ…」 涙を流しながら懇願するものの九条は全く意に介さない。 絶対に聞こえているのに、まるで聞こえていないかの様に突き入れてくるのだ。 滲んだ視界では、暗がりに小さな灯りだけの部屋では、もはや九条の表情は確認することさえ難しい。 性的な経験など皆無な祐羽にとって、信じられない事態で、もうどうしていいのか分からない。 泣きながら男の無体を受け入れるしかなかった。 「い、…イヤだぁ…っ」 二、三度往復しただろうか。 「力を抜け」 九条がそう言った直後だった。 「ーーーーーーーーーーーッ‼‼」 九条の男根が、あらんかぎりの力で祐羽の中へと捩じ込まれた。

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