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※無垢な心は涙に

「…っ、…っ」 声にならない激痛に目を見開き、口を戦慄かせる。 涙が再び盛り上がり、ボロッと溢れて落ちた。 九条を受け入れた場所は、確実に割けたに違いなかった。 経験したことの無いほどの痛みが、そこから神経を伝って全身に行き渡る。 体が二つにされたかの様な衝撃。 壊れる。 いや、死んでしまう。 グルグルと巡る思考は中断してしまった。 ズチュンッ‼‼‼ 「あぁっ…っ‼」 まだ馴染んでいない胎内を持ち主に似た逞しい男根が、恐ろしい勢いで抽挿を始めたからだ。 ヌッチュヌッチュッグポグポッ 突き入れられる九条の怒張は祐羽を思いやる気持ちは一切無いようで、狭い胎内を穿ち続ける。 「あっあっあっ、やっ、うっ、…あんっ」 祐羽は開いた口から無意味に声を発するしかできなかった。 痛い。 辛い。 怖い。 自分が同じ男にのし掛かられ、体を蹂躙されている事実が無垢な精神を持つ祐羽には、耐え難い苦痛となって涙に現れていた。

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