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暴れる仔犬
明るい廊下を小脇に抱えられたまま進んだ先は、昨夜も使った浴室だった。
自分の思っていた場所と違い抵抗をすっかり忘れていた祐羽は、そこで我に返った。
けれど、それよりも一足早く九条が祐羽を浴室の床へと降ろした。
「うっ…痛ぁ…っ」
さすがに投げられはしなかったが、抱えられた格好はどうやら楽な形を自然ととっていたらしい。
そのせいで床へと降りた姿勢は、祐羽の体には全く優しくなかった様だ。
蕾は九条に犯されたあの時に、裂けたに違いなかった。
あんな大きなモノを入れられたのだから。
呻く祐羽に対して、お構いなしに九条がシャワーから湯を出す。
湯加減を確めたらしく、丁度良いお湯が頭上から降り注ぐ。
昨日はあんなことがあって意識を失ったので、体を洗うことが出来なかった為、こうしてシャワーで綺麗に出来るのは有り難かった。
とはいえ、元々は九条のせいである。
少し体を流してくれたかと思うと、九条がボディーソープを掌にワンプッシュするのが見えた。
次には一番触れられたくない場所へ手が伸ばされて祐羽はビクリと大きく体を揺らした。
「そこは!!」
制止するのが一瞬遅く、九条の指が遠慮なく祐羽の蕾へと侵入した。
「痛いッ!!!」
きっと切れて赤く腫れ上がっているであろう箇所を男の指がツプリと入れられヌコヌコ出し入れされたかと思うと、二本目を入れられた。
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