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「内田さん終わった?」 誰も見ないだろう駐輪場の隅にある中くらいの花壇で、ジョウロ片手に真面目生徒代表な1年生の内田は頷いた。 「あ、はい。今終わりました」 「ありがとう。月ヶ瀬くんは?」 「月ヶ瀬くんは向こうの花壇です」 そして全員で迎えに行った結果…。 「え…一体?」 思わず竹田はオタク口調で呟いた。 そして、部員達は祐羽の後ろ姿を見つめた。 花壇に立ちジョウロ片手に水をやる祐羽の隣には男子生徒が寄り添っていた。 横顔から見るに、さっきとはまた違う男子だ。 なにやら楽しそうな雰囲気なのは気のせいか? イケメンパレード…今度の彼は一体誰?何そのキャッキャウフフな雰囲気は。 竹田達が無言で見つめていると、気がついたらしい男子生徒が気がついた様で振り向いた。 カッコいい…!!! これまたイケメン男子で、園芸部員達は案の定、アワアワしてお互いにすり寄った。 「なんか迎えに来たんじゃねぇの?」 「えっ?あっ、本当だ…っ」 部員達が迎えに来ていることに漸く気がついた祐羽が、慌てた様子で相手の男子を見上げた。 「原くん、手伝ってくれてありがとう!」 「別に大したことしてないし。色々花の名前も知れたし話せて楽しかったから」 原は「待たせてすみません」と竹田達へと謝った。

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