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満喫なつやすみ

「呑気に眠ってたぞ」 「う」 まさかエッチなことをした後、眠りながら風呂に入っていたなんて。 自分の単純さに呆れてしまう。 「あ…っ」 「もう少しゆっくりしてろ」 そう頭を撫でながら体を九条の胸へと倒される。 「はい」 素直に返事をして身を委ねたものの…。 …ゴリゴリしたのがある。 尻の下にある九条の雄に居心地が悪くなり、早く上がりたいと思う祐羽なのだった。 ・・・・・ 翌朝。 昨夜は適度な運動…で体に負担も無かった為、心地よく眠りにつけた。 しっかりと睡眠をとった祐羽は、元気いっぱいに起床した。 「ん~。あ…おはようございます」 「ああ」 むにむに言いながら寝返り伸びをした祐羽は、隣で九条がこちらを見ていることに気がつき挨拶をした。 返事をした九条が起きたので、祐羽も体を起こした。 上半身裸の九条の鍛えられた背中を見送る。 少しして祐羽も頭が働き始めたので、ベッドからぴょいんと降りるとバスルームへ向かった。九条が昨夜とは別のバスルームでシャワーを浴びているので、祐羽はもう一方を使うことにする。 つまり自動的に昨夜のバスルームだ。 「あ~もう、やだっ!思い出しちゃうよ…」 顔を洗っても昨夜のエッチを思い出してしまい顔の火照りが引かない。 鏡を見ながら「九条さんはエッチすぎる」と、ぼやきながら歯磨きをシャコシャコする。 そんな怒りも単純お人好しの祐羽は続くことはない。 そういえば、8時には中瀬さん達が迎えに来るんだっけ? 早くしなきゃ!! 祐羽は慌ててうがいを済ませ髪を整えると、バスルームを出た。

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