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すがる祐羽の手を白い手のひらが覆った。 そして優しく宥めてくれる。 「僕が守ってあげるって約束したでしょ?」 「ううぅぅ、、、…うーっ!!」 「祐羽くんっ!!?」 涙を堪えながら俯いていた祐羽だったが、我慢できずに無謀にも泣きながら加藤に殴りかかった。 「おおっと、お前も交ざりたいのか?あっ?何か言ってみろよガキィ」 向かって来た祐羽を意図も容易く抱きとめた加藤は、笑いながら小馬鹿にしてくる。 「ほれほれ」 密着させた下半身をグイッグイッと動かして、下劣な行為を楽しむ。 「ううぅぅ、やだやだ嫌だ~っ!ううっ、離せっ!!このっ、嫌だぁっ!!」 「離せ!!」 男のモノが布越しに擦り付けられた祐羽は全身で暴れる。 外崎が直ぐに男の腕から祐羽を取り戻すと、守るように抱き締めた。 「僕が相手をする代わりに、絶対にこの子に手を出さないで!!」 「外崎さんっ!!」 その言葉を耳にした祐羽は泣きながらも、外崎を行かせまいとして強く抱き返した。 「どうなんですか?」 綺麗な顔に鋭い視線の迫力で外崎が加藤に交渉すると、あっさりと相手は承諾した。 「元々ガキには興味ねぇんだよ。だからお前がたっぷり相手して満足させてくれたらな」 「じゃぁ俺もやって貰お~っと」 加藤ともうひとりの男に外崎は「…分かりました。約束ですよ?」と念押しした。 「ゴチャゴチャうるせぇ!よし、着いて来い」 加藤の言葉に頷いた外崎は「ちょっと待って。少しだけ話をさせて。落ち着かせてあげたいんだ」 そう言って腕の中でグズグズになって声も出せない祐羽をチラリと見せる。 「チッ。まぁいい。早くしろ」 そう言いながら加藤達はドアの方へと、一足先に歩き出した。

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