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「えっ、あっ?やだっ…!」 戸惑いに顔を向ければ、九条がやはり意地悪な顔で自分を見ていた。 何で?何で? ペニスがむずむずして、早くなんとかしたいのに、握ったまま動かしてもくれないし、何もしてくれない。 「うっ、嫌だぁっ、離してください…っ!」 訴えるが軽く一度扱くだけでそれ以上は何もしてくれない九条に、祐羽はベソをかいた。 快楽に弱い自分には耐えられない。 「やだやだぁ…っ」 「イきたいか?」 九条にそう問われて大きく頷いた。 「うぅっ、はい…イきたいです」 グスッと鼻を啜り伝えると、九条が目を細めた。 「なら自分で言ってみろ」 「え?」 言われた意味が分からなくて間抜けな声を漏らす。 「何をどうして欲しいか」 「っ!!!」 ここにきて、まさかの指示に祐羽は言葉を失う。 それって、僕のおちんちんをどうして欲しいかってこと? そんな恥ずかしいこと、言えって酷い。 九条さん、意地悪すぎる…!! 祐羽が戸惑い黙っている間にも、九条が気持ち程度ゆるりとペニスを撫でてくる。 微妙な加減で煽られて、むずむずは酷くなる一方だ。 なんとか動かそうとしても九条に上から押さえ込まれていて、やはりどうにもならない。 自分で言うのは恥ずかしいが、その間にも九条がぺニスを撫でたり先端を爪先で掻いて刺激してくる。 「ひぃっ、アッ、ンッ」 その中途半端が耐えられないムズムズを増幅させてきて、祐羽は白い喉を晒してビクビクと震えた。

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