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四肢を突っ張らせて、硬直したまま射精を続ける。
「…っ、アッ…ハァッ…ハァッ…ァ…ンッ」
我慢した分、いつもより長い。
とはいえ、体格も小さい祐羽の射精は量も少なく時間も短いので、九条に比べると僅かな時間だ。
しかし、慣れない強烈な快感は祐羽に実際よりも長い時間を思わせた。
射精し終えて硬直が解けると、腰が漸く降りてくる。
「ひゃんっ!アッ、アッ、ンンッ」
思わず声が漏れるのは、射精した後のペニスを九条が舐めているからだ。
残滓をズズッと吸われては敵わない。
ビクビクと微かに痙攣しながら、胸を喘がせ酸素を取り込む祐羽の体は、すっかり体力を奪われていた。
もう止めて欲しいのに九条を止める事は出来ない。
それに、体の奥は火照ったままで、九条を欲しているのが分かる。
射精して敏感過ぎる状態のぺニスをジュポジュポ再び口で扱かれながら、後腔に指を挿入される。
達した後の精液を塗り込められ、優しく探られていく。
「ひぁ…ぁ…はぁっ、んっ、そこぉ…ダメェ…あぁっ!!」
口から無意識に出る吐息は恋人の興奮を煽るには十分だった様で、先程までの優しい指使いは一気に激しい物に変わった。
弱いところを的確に、指も三本、四本と増やされる。
「イッ、アッ、アッ、アッ、ンッ、ンッ、ンッ」
口から解放されたぺニスは指の動きに反応して揺れている。
祐羽が目を閉じて快感に任せていると、指が引き抜かれた。
「あっ」
うっすらと目を開けば、九条がその大きなぺニスを勃起させ祐羽の後腔へ押し当てていた。
「あぁぁっ…!」
次の瞬間、ぺニスがググッと胎内へと入り込んできて、 その大きさに祐羽は苦痛の声を漏らした。
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