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そんな『もしも』は全力で拒否したいし、きっとこんなにも感じる事はないだろう。 九条が大好きだから…いや、好きすぎて表現出来ない、それくらい大好きだからこそこんなにも気持ちよくなるのだろう。 九条以外、考えられない。 逞しいペニスが胎内を全て埋めつくし、蹂躙される嬉しさ。 浅いところから一気に奥の奥にまで捩じ込まれ、お腹を突き破られる程に突かれるピストンは速さを増していく。 九条も限界に近い様だ。 その間に、祐羽は小さくまた射精していた。 しかし余韻に浸る時間も与えられず、ひたすら欲望を打ち付けられる。 「あんっ、あっ、あっ、あっ、っ、あっ、ダメっ!もっ、あっ、無理ィ…っ」 「ンッ、ハッ、ハァッ…イけっ」 「あっ、イくっ、イっちゃう!イっちゃ…、あぁっ!ンンッ!!…っ!」 叫びながら体を大きく仰け反らせ、四肢をピンっと伸ばすと、祐羽はペニスの先から薄い精液を勢いなく溢しながら達した。 射精は弱いが凄まじい快感に体は硬直し、胎内の九条のペニスを強く締め付ける。 雄を搾る様なその動きに誘われて、九条も遅れて射精する。 胎内へと大量の精液を勢いよく注ぎ込んでいくその感覚を祐羽は恍惚とした表情で受け止めた。 繋がったまま精を注ぎながら、ゆるゆると動かし胎内へと擦りつけてくる。 そんな九条からのキスに、幸せいっぱいのなか祐羽は夢現応えるのだった。 ◇◇◇◇◇ 翌朝。 祐羽は重い瞼をゆっくりと開けると、周囲をキョロキョロと確認した。

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