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そんなことは何も知らない祐羽。 漸く辿り着いたキッチンで冷蔵庫からペットボトルのお茶を出した。 「お茶、お茶」 祐羽の為に五百ミリのボトルが箱でストックされており、常に十本程が冷やされていた。 このサイズなら外出する際も持ち運びもしやすいだろうとのことで、ここでも九条により至れり尽くせりだ。 そこから一本取り出し、さっそく蓋を開けた。 力が元々弱いにも関わらず、セックスの疲れで余計に開けるのに苦労してしまう。 そうするともうコップに注ぐ余裕はなく、直接口をつけると喉をさっそく潤していく。 「ハァ…美味しい、潤う」 何度か満足の息を吐きつつ、時間はかかったものの珍しく一本を飲みきった。 「美味しかった」と、笑顔を見せた祐羽は(そういえば…)と思い出した。 あの時、監禁されていて万が一トイレに行けなかった場合はペットボトルにおしっこをしなければならなかったのだ。 そうならなくて本当に良かったと改めて思っいつつ、疑問がわく。 ペットボトルにおしっこっていったけど…溢れないように当てるだけ?それとも入れてする…いやいや、入らないよ。 だって、おちんちんの方が大きいもんね。 ペニスは入らないだろうと思いつつ、祐羽は好奇心に負けた。 「…。これは実験だから」 誰も見てない事をいいことに、こっそりとペニスをペットボトルの口へと近づけた。 「ん?」 何度やってもすんなり入る。 「うぅっ…嘘だ。む。まてよ?」 勃起してないからではないかとも思ったが、よく見れば今、既に硬くなっているではないか。 試しているうちに刺激で勝手に力を持ち直した状態のペニスでもスッとペットボトルを出入りしてしまっているのだ。

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