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「……ぁ、……あっ、んんっ」 誰もいない屋上の片隅で綺麗な背中をしならせながら、湊は甘い吐息を漏らしていた。 真っ白い肌はしっとりと汗ばみ、薄紅色に染まる。 「くそ、なんでこんなに、エロいんだよ、お前……ッ」 「ぁあっ、そこ……だめ……ッ」 ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら細い腰を掴んで突き上げると、湊はビクビクと痙攣しながら貯水槽のタンクにしがみ付いて淫らに喘いだ。 「はぁ、……気持ち、い……もっとぉ……っ」 普段の湊からは想像もつかないような蕩けた表情で振り返り、強請るように中をきゅうきゅうと締め付けながら腰を揺らす。 そのあまりにいやらしい姿に大我の欲望が更に膨れ上がった。 「ひゃぅ……! おっきぃ……っ」 「くそ……っなんなんだよ……っ」 こんなの、反則だろ! 一体どこで覚えてきたんだと問いただしたくもなる。 「は、……やべぇ、イキそ……ッ」 「ん、あっ、やだ……抜かないで」 暴発寸前で引き抜こうとしたら、湊は切なげに眉根を寄せて首を振った。 「中に、いいから……」 「―――っ」 その言葉に頭の中で何かが弾ける。大我は湊を強く抱き寄せると、一気に奥まで貫いた。

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