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探偵と刑事と肉△
※セルフ二次、刑事(受)のにくべんきネタです。愛はあります。
苦手な方はご注意ください!
エドをなんでもやってくれる肉便器にしている。
彼は刑事なんだけど、仕事を非常勤にしてくれないかって頼んだら、いいですよって言ってくれた。前よりは長く家にいられるようになったエドと、隙があればセックスしている。
彼はなんでもしてくれる。フェラチオも深く激しいやつ(ディープ・スロートってやつだ)、玉舐め、イラマチオ、ザーメンも飲んでくれるし、車でしたって怒らないし、デパートのトイレでしたこともある。ペットプレイ、コスプレ、テレフォン・セックスだってさせてくれる。
そうやって毎日可愛がっているんだ。エドは、最初は恥ずかしがったり嫌がっていたけど、もう文句は言わなくなった。
ぼくの前で脚を開いたり、進んで四つん這いになってくれる。お掃除フェラも上達した。とても可愛くて、健気な肉便器。お腹を壊すからって、中では出さないんだけど、それをすごく感謝してくれる。
そんな彼と、今日の昼も二人きり。エドは仕事が休みで、ぼくも厄介な仕事は片付けた。ソファでセックスして、エドはまだ余韻を引きずっている。射精なしのドライでずっとイってて、疲れたのか、裸のままソファにぐったり伸びて目は虚ろだった。
ぼくは彼の足元に座り、こつこつ集めたイギリス国内のガイドブックを積み上げてぱらぱらめくる。今日は、ぜひエドに話しておきたいことがあるんだ。
「ねえ、エド」ぼくは呼びかける。
「今度、ブライトンに行かないか? 知り合いがリゾート・ホテルを経営してるんだ。そこでめいっぱいセックスしよう。それから海沿いにリヴァプールに行くのは? おいしい海の幸がいっぱい食べられるよ。今ならいいホテルをとれる。車で行こう。それならパーキングエリアでセックスできるし。ぼくとセックス旅行しないか?」
反応がない。
顔を覗きこんでみると、紅潮して弛緩した表情のまま、虚ろな目で天井を見ている。
いじめすぎたかな。バックでさんざん鳴かせて、彼はむせていた。でも、エドは激しいセックスが好きなんだ。そのこと、よくわかってる。彼は未だに恥ずかしがるし、快楽に溺れることを罪深いことだと思っているみたいだけど。
その慎みが、怯えが、ぼくに火をつける。虐めたくなってしまうんだ。ごめんね。でも、彼はスパンキングされたり、淫乱だなって言葉で虐められるととっても幸せそう。
「すまない、エド」
そうささやいて頰を撫でても、エドは虚ろな目を天井に向けたまま。
「今度から、もう少し優しく犯すね。回数は増やすけど」
エドはぴくっと震えて、ぼくを見た。だらしない笑顔を浮かべ、おずおずと頰に触れてくる。
彼の唇を唇で塞ぐと、エドはぼくの首に腕をまわしてくる。だるそうだ。暑くなってきた部屋の中で、ぼくたちは抱きあった。
愛しい肉便器。
ぼくが飽きたときが、きみが自由になれるときだよと以前言ったけど、ぼくは飽きそうにない。
それに、エドが言ったことをぼくは覚えている。あなたに犯されているとき、おれは自由だ。泣きながらそう言っていた彼は、ぼくの最高の肉便器だ。
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