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第27話 焦れったい!

 寝室に入ると真咲はしつこいくらいに、 「何ものしないからね。本当に何ものしないよ! あのふたりに怒られる」 ったくね、言わなければ判んないことを 真面目だよね真咲! 「判ってる。しないしない……俺は! 実際何も知らない訳だしね。だからか抱き合ってキスだけね」 俺は有無言わさずに真咲の唇を貪る。 お~上手いかも~俺って。真咲が……此って悶えてし、腰が浮いているじゃん。そしてそして……こんなに可愛いい声を出してくれちゃって! 物凄いネコネコちゃんなんだな。シャツの上から乳首に触れると、喘ぎ声って奴が……真咲は声をころそうと一生懸命我慢している。 「声出して……真咲……声聞きたい」 「だめっ……そこいや~」 体をの捩って逃げようとする真咲を 押さえつけ激しくキスをする。 「ウウッン…アッッ…」 真咲の力が抜けていく。俺はシャツの中に手を入れ乳首に触れる。 「美智也……お願い……止まらなくなるから……やめて……ウグッ……」 涙ぐむ真咲に俺の手が止まる。 「ごめんね。泣かしちゃったね…… もうしないから」 涙を吸い取る俺を抱き締める真咲を。 「そうじゃ無いの。帰したくなくなるのが怖いから。今だって言いたくて言いたくて仕方ないの。こんなん情けない俺でごめんね」 「ううん……俺も帰りたくないもん。気持ちは同じだよ」 「だね。じゃあ俺頑張る……離れたくないけど。そろそろ……」 「判った。あと少しキスしてから」 嬉しそうに抱きついてくる真咲を、キスの嵐で襲ってやった。

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