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17.愛なんだ

何故か膝から下ろされ立たされた。 キョトンと見つめれば、 「舐めて」 自分のモノを指差してみせる。 「え…えー………いいけど」 別に出来そうだからいいけどさ、 なんで急にS化したの、お前。 「……いいのか?」 かと思えば、おずおずって感じで訊いてくる。 何がしたいんだろ、この人は。 「いいよ。脚開いて」 ほんの数十分前にはまだ、女の子にしか言わないつもりだった台詞を口にして、開かれた脚の間に膝を突いて座る。 さっきよりも間近に、目の前に現れたソレは、まるでモンスター。 確かに、女の子は怖がりそうだ。 でも俺は男だから自分のモノで見慣れてるし、何よりコレは、大好きな橘の大事なモノ。 俺が愛しまずに誰が愛す!? っていうか、他のヤツに触らしたらそれもう浮気だし!! 俺だって、橘以外のこのサイズ見せられて「舐めろ」って言われたら、間違いなく全力で拒絶する。 勿論、俺より小サイズだっておんなじ。大きさの問題じゃない。 思春期の好奇心はそこまで万能じゃない。 だからこの、全然戸惑いなんて感じない、あーこれ行けちゃうなぁ…な感じ。 愛だと思うんだよね! 初めて『恋愛してる』と言いますか! これでもう皆に、「恋も知らないおこちゃま」ってバカにされないぞ。 勢い付けて、真ん中辺りにちゅっとキスをする。 うわわっ、対 唇のち○こって、こんな感触なんだ。 赤くて、熱くて、硬いのにちょっと弾力あって、ドクンって伝わってきた。 舌を差し出して、根本からツツーっと舐め上げる。 「唾液絡めながら舐められる?」 「うん」 労るように優しい手付きで頭をナデナデされると、望まれたことなんでもしてあげたくなる。

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