17 / 25
17.愛なんだ
何故か膝から下ろされ立たされた。
キョトンと見つめれば、
「舐めて」
自分のモノを指差してみせる。
「え…えー………いいけど」
別に出来そうだからいいけどさ、
なんで急にS化したの、お前。
「……いいのか?」
かと思えば、おずおずって感じで訊いてくる。
何がしたいんだろ、この人は。
「いいよ。脚開いて」
ほんの数十分前にはまだ、女の子にしか言わないつもりだった台詞を口にして、開かれた脚の間に膝を突いて座る。
さっきよりも間近に、目の前に現れたソレは、まるでモンスター。
確かに、女の子は怖がりそうだ。
でも俺は男だから自分のモノで見慣れてるし、何よりコレは、大好きな橘の大事なモノ。
俺が愛しまずに誰が愛す!?
っていうか、他のヤツに触らしたらそれもう浮気だし!!
俺だって、橘以外のこのサイズ見せられて「舐めろ」って言われたら、間違いなく全力で拒絶する。
勿論、俺より小サイズだっておんなじ。大きさの問題じゃない。
思春期の好奇心はそこまで万能じゃない。
だからこの、全然戸惑いなんて感じない、あーこれ行けちゃうなぁ…な感じ。
愛だと思うんだよね!
初めて『恋愛してる』と言いますか!
これでもう皆に、「恋も知らないおこちゃま」ってバカにされないぞ。
勢い付けて、真ん中辺りにちゅっとキスをする。
うわわっ、対 唇のち○こって、こんな感触なんだ。
赤くて、熱くて、硬いのにちょっと弾力あって、ドクンって伝わってきた。
舌を差し出して、根本からツツーっと舐め上げる。
「唾液絡めながら舐められる?」
「うん」
労るように優しい手付きで頭をナデナデされると、望まれたことなんでもしてあげたくなる。
ともだちにシェアしよう!